米OracleがItaniumプロセッサ向けソフト開発を打ち切ると発表したことを受け、開発元である米Intelと米Hewlett-Packard(HP)が同プロセッサの支持を続けると表明した。
Intelは、Itaniumへの取り組みは続けるとし、数世代分のモデルを開発中としている。32nm(ナノメートル)プロセスを採用した8コアの次世代モデル「Poulson」、その後継の「Kittson」がロードマップに載っており、開発が進んでいるという。HP-UXなどItanium対応OS向けのロードマップに「依然コミットしている」と同社は述べている。
HPは、HP-UXを搭載したItaniumサーバ「Integrity」の開発を続けるとコメント。今後10年以上にわたるロードマップがあるという。Itanium搭載Integrityで動作する既存のOracleソフトのサポートも同じ期間続けるとしている。またOracleの発表については、「Oracleは低迷するSunのサーバ事業をてこ入れする中で、反顧客的な行動をとり続けている」と批判している。
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