中国国内がゴタゴタしている今日この頃、オタク関係のイベントも難しい気配が漂ってきております。
さて、それはともかく今日の更新を。
「魔法少女まどか☆マギカ」
の劇場版が海外でも公開されるという情報が発表されました。
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ」 2012年 世界8ヵ国・地域で劇場上映決定(アニメ!アニメ!)
この件について、
「中国の反応どうなのか?」
という質問をいただいておりますので、今回はその辺についてのやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ」の世界展開がついに発表されたぞ!
全世界で公開だ!なお中国本土は……いつもの通り、上映の予定は無いということだ……
また香港と台湾だけで、こっちには入ってこないのかよ!!
サンマリノ共和国ってどこだよ!?イタリア?
なんでそっちに行ってこっちには来ないんだ!
いつものことだが、中国本土はなあ……
ま、何はともあれ新房監督が世界に広まるのはめでたいことだ!
香港で仕事していることの数少ない有難みがコレだ。
今年はまどかの後にエヴァもあるし、直近ではミクパもあるしイロイロと楽しみが多いぜ。
PVも来ているな。でかいスクリーンでキュゥべえのあの胡散くさい瞳が見れるというのはちょっと良いかも。
しかし、10月か……台湾はともかく、香港はどうなんだ?
最近また微妙な感じになって来ているような印象だが。
香港はゴタゴタの報道はあるけどそこまでマズイ空気じゃないらしいから大丈夫じゃないか?
そもそも10月の早い時期に公開なのは日本の予定で、海外はもう少し遅れるだろうから上映自体に関しては普通に行われるでしょ。
しかし、ここに来て更に燃え上るとは思わなかったよな。
趣味の分野に政治が影響するってのは本当に勘弁して欲しいわ。
今回の件については中国と日本では「国有化」って言葉の重みが違うってのも大きいように思う。字幕組の解釈の差くらいならともかく、政治レベルでここまで認識に差が出て、しかもそれによって衝突が起こるとは……
今ウチの国で日本関係の動きをやるとなると、政治関係無くても叩かれるから、「まどか☆マギカ」のような注目を集めてしまう日本の大作アニメが上映されるというのは無理だろうな……
まぁ、趣味と別とは言ってもここ最近は良いニュース無いし日本の一連の行動にムカつくのは分かる。自分も「中国の利益への影響を可能な限り低くして日本ぎゃふんと言わせる方法は無いのか」とか考えちゃうくらいだし、オタク趣味関係ない人間からしたらどうなるか分からん。
平常な時ならば文化交流の名目で上映の可能性も少しはあったかもしれないが今の状態だと、日本のアニメ映画の上映は諦めるしかない。
オタク関係の分野には影響が出ないでほしいんだが……現実の状況を見ると何ともなぁ。なんかもう愚痴しか出てこないから自分は口を噤むことにする。
政治関係の影響が来るのは避けられないだろ。
ウチの国ではイベントの許可に政府が直接関係するわけだから。ちょっと前のエヴァの上映を期待できたような状況はもう存在しない。
まどかの映画が中国本土で上映されないのはガッカリだが、個人的に一番心配なのはアニサマ上海だな。かなり前からアニサマ上海に目標を定めて資金調達やスケジュール調整を頑張ってきたのに。
一か月前までは、自分が初めて行くアニソンコンサートだと浮かれていたんだがなぁ。
てか、もうチケット届いちゃっているんだがどうなるんだ?
中止や延期にならないことを祈る。
香港のミクパが10月2日なんだよな。もうあまり時間が無い。
香港は大丈夫だと思っていたが、金田一少年の撮影に絡むやつが出た件について日本での報道が大きいようだし、少々不安。
映画はまぁ、しょうがない。いつものことだ。しかし俺の予約したアルティメットまどかのフィギュアはどうなるんだろう……
発売日まではまだ時間があるから騒動が収束してくれるかもしれないが、前にゴタゴタした時はミクのフィギュアが入ってこなくてかなり混乱したし、心配でしょうがないわ。
ここ最近のことを考えると、大陸での上映なんてのはそもそも難しすぎることだと改めて実感するが……それでも「香港や台湾では上映されるのに、なぜ」とは考えてしまうな。
いずれは中国本土でもオタク関係のイベントの動きが加速していくと思っていたし、実際ここしばらくはイベントが増えていたのに、また中国だからと諦めなければならない状態になってしまうのだろうか。
そう思うと、この「まどか☆マギカ」の上映に中国本土が含まれていないことがズシンと来る。
あと、単純に日本における印象の変化も怖いね。海賊版ユーザーが多いとかならそれを改善する余地はあるし、知名度自体は高いから将来的な市場としての魅力を宣伝することはできなくもない。しかし単純に暴力的で怖いというだけだと、どうやってそのイメージを修正すればいいのか。アーティストがリスクを理由に来ないという事態になりそうで怖い。
何はともあれ、また香港行きを考える理由が増えたか。
上映される時期を考えると時間の余裕もあまり無い。キップを確保するならすぐに動かなければならないか。
しかしこれ、総集編なのか新規のストーリーなのか、どっちなんだろ?
公式ページによれば本編の再編集版らしいから総集編の可能性が高いと思う。
ただ「まどか☆マギカ」という作品の性質上、何が加わるか分からないんだよな……
いいんだ……きっとこの映画はよくある総集編に違いない!
とりあえずそう思っておこう。「まどか☆マギカ」が様々な別世界での別展開を構築できるような設定で、漫画の外伝のストーリーもそれぞれ独立しながら本編との関係を維持しているだなんて、俺は知らないからな!
とまぁ、こんな感じで。
「まどか☆マギカ」の劇場版が作られるのは嬉しいものの、それを見るのが難しい現実にちょっと考えてしまったりもするようですね。
特に、ここしばらくは日中間のゴタゴタが悪化していますし、日頃は感じないプレッシャーなども感じているようです。
中国でイベントを行う以上はどうしても政治的な風向きの影響を受けてしまいますし、ここしばらくの間、中国オタクの面々は改めて中国にいてオタクをやることについて向き合うことになっているのかもしれません。
今回の中国でのゴタゴタは内外ともに2005年や2010年の時とはまたかなり違う状況になっていますし、中国オタク的にもまだしばらくキツイ状態が続きそうです。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
さて、それはともかく今日の更新を。
「魔法少女まどか☆マギカ」
の劇場版が海外でも公開されるという情報が発表されました。
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ」 2012年 世界8ヵ国・地域で劇場上映決定(アニメ!アニメ!)
この件について、
「中国の反応どうなのか?」
という質問をいただいておりますので、今回はその辺についてのやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ」の世界展開がついに発表されたぞ!
全世界で公開だ!なお中国本土は……いつもの通り、上映の予定は無いということだ……
また香港と台湾だけで、こっちには入ってこないのかよ!!
サンマリノ共和国ってどこだよ!?イタリア?
なんでそっちに行ってこっちには来ないんだ!
いつものことだが、中国本土はなあ……
ま、何はともあれ新房監督が世界に広まるのはめでたいことだ!
香港で仕事していることの数少ない有難みがコレだ。
今年はまどかの後にエヴァもあるし、直近ではミクパもあるしイロイロと楽しみが多いぜ。
PVも来ているな。でかいスクリーンでキュゥべえのあの胡散くさい瞳が見れるというのはちょっと良いかも。
しかし、10月か……台湾はともかく、香港はどうなんだ?
最近また微妙な感じになって来ているような印象だが。
香港はゴタゴタの報道はあるけどそこまでマズイ空気じゃないらしいから大丈夫じゃないか?
そもそも10月の早い時期に公開なのは日本の予定で、海外はもう少し遅れるだろうから上映自体に関しては普通に行われるでしょ。
しかし、ここに来て更に燃え上るとは思わなかったよな。
趣味の分野に政治が影響するってのは本当に勘弁して欲しいわ。
今回の件については中国と日本では「国有化」って言葉の重みが違うってのも大きいように思う。字幕組の解釈の差くらいならともかく、政治レベルでここまで認識に差が出て、しかもそれによって衝突が起こるとは……
今ウチの国で日本関係の動きをやるとなると、政治関係無くても叩かれるから、「まどか☆マギカ」のような注目を集めてしまう日本の大作アニメが上映されるというのは無理だろうな……
まぁ、趣味と別とは言ってもここ最近は良いニュース無いし日本の一連の行動にムカつくのは分かる。自分も「中国の利益への影響を可能な限り低くして日本ぎゃふんと言わせる方法は無いのか」とか考えちゃうくらいだし、オタク趣味関係ない人間からしたらどうなるか分からん。
平常な時ならば文化交流の名目で上映の可能性も少しはあったかもしれないが今の状態だと、日本のアニメ映画の上映は諦めるしかない。
オタク関係の分野には影響が出ないでほしいんだが……現実の状況を見ると何ともなぁ。なんかもう愚痴しか出てこないから自分は口を噤むことにする。
政治関係の影響が来るのは避けられないだろ。
ウチの国ではイベントの許可に政府が直接関係するわけだから。ちょっと前のエヴァの上映を期待できたような状況はもう存在しない。
まどかの映画が中国本土で上映されないのはガッカリだが、個人的に一番心配なのはアニサマ上海だな。かなり前からアニサマ上海に目標を定めて資金調達やスケジュール調整を頑張ってきたのに。
一か月前までは、自分が初めて行くアニソンコンサートだと浮かれていたんだがなぁ。
てか、もうチケット届いちゃっているんだがどうなるんだ?
中止や延期にならないことを祈る。
香港のミクパが10月2日なんだよな。もうあまり時間が無い。
香港は大丈夫だと思っていたが、金田一少年の撮影に絡むやつが出た件について日本での報道が大きいようだし、少々不安。
映画はまぁ、しょうがない。いつものことだ。しかし俺の予約したアルティメットまどかのフィギュアはどうなるんだろう……
発売日まではまだ時間があるから騒動が収束してくれるかもしれないが、前にゴタゴタした時はミクのフィギュアが入ってこなくてかなり混乱したし、心配でしょうがないわ。
ここ最近のことを考えると、大陸での上映なんてのはそもそも難しすぎることだと改めて実感するが……それでも「香港や台湾では上映されるのに、なぜ」とは考えてしまうな。
いずれは中国本土でもオタク関係のイベントの動きが加速していくと思っていたし、実際ここしばらくはイベントが増えていたのに、また中国だからと諦めなければならない状態になってしまうのだろうか。
そう思うと、この「まどか☆マギカ」の上映に中国本土が含まれていないことがズシンと来る。
あと、単純に日本における印象の変化も怖いね。海賊版ユーザーが多いとかならそれを改善する余地はあるし、知名度自体は高いから将来的な市場としての魅力を宣伝することはできなくもない。しかし単純に暴力的で怖いというだけだと、どうやってそのイメージを修正すればいいのか。アーティストがリスクを理由に来ないという事態になりそうで怖い。
何はともあれ、また香港行きを考える理由が増えたか。
上映される時期を考えると時間の余裕もあまり無い。キップを確保するならすぐに動かなければならないか。
しかしこれ、総集編なのか新規のストーリーなのか、どっちなんだろ?
公式ページによれば本編の再編集版らしいから総集編の可能性が高いと思う。
ただ「まどか☆マギカ」という作品の性質上、何が加わるか分からないんだよな……
いいんだ……きっとこの映画はよくある総集編に違いない!
とりあえずそう思っておこう。「まどか☆マギカ」が様々な別世界での別展開を構築できるような設定で、漫画の外伝のストーリーもそれぞれ独立しながら本編との関係を維持しているだなんて、俺は知らないからな!
とまぁ、こんな感じで。
「まどか☆マギカ」の劇場版が作られるのは嬉しいものの、それを見るのが難しい現実にちょっと考えてしまったりもするようですね。
特に、ここしばらくは日中間のゴタゴタが悪化していますし、日頃は感じないプレッシャーなども感じているようです。
中国でイベントを行う以上はどうしても政治的な風向きの影響を受けてしまいますし、ここしばらくの間、中国オタクの面々は改めて中国にいてオタクをやることについて向き合うことになっているのかもしれません。
今回の中国でのゴタゴタは内外ともに2005年や2010年の時とはまたかなり違う状況になっていますし、中国オタク的にもまだしばらくキツイ状態が続きそうです。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。