「紳助にツバかけられた」被害女性民事訴訟も人気タレントの島田紳助(48)が大阪市内のテレビ局で吉本興業の女性マネジャーに暴力をふるいけがを負わせた件で、被害者女性が大阪府警大淀署に提出した告訴状の内容が29日、明らかになった。告訴状によると、紳助は女性に対し「態度が悪い」と激高。紳助の楽屋に引きずりこみ、女性の名刺をくしゃくしゃにして投げ捨て、頭部をげんこつで4〜5発殴打。さらに髪の毛をつかんで壁に打ちつけ、女性のリュックとバッグを奪って投げ捨てたうえ踏みつけ、そのリュックで女性の左頭部をなぐり、顔面につばを吐いたという。 しかし、紳助は28日の会見で「1回平手でひっぱたいた」と釈明しており、双方の主張には大きな食い違いがある。告訴状には、紳助の暴力によって曲げられた女性のメガネや、破壊された所持品などが証拠としてあげられている。 女性はこの日午前、大阪・北区の大淀警察署を訪れ、改めて事情を説明。女性の代理人、雪田樹理弁護士によると、示談・和解の意思はなく、民事訴訟も含めた“徹底抗戦”の構えで「もし被害者が職場(吉本興業)に居づらくなるようなことがあれば、それに対する行動を考える」(雪田弁護士)と明言。女性は心身ともにダメージが大きく、午後には心療内科で診察を受けたという。 一方、吉本興業によると、この日の紳助は自宅謹慎中で、警察の事情聴取などは週明け以降になる見通しだという。 | ||
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