WEBRONZAホメオパシー記事掲載問題で公式アカウントが編集部の意図を説明
- minazuki_eve
- 8295
- 0
- 33
- 0
総論でお答えする方が見通しがきくと思いますので、以下をお読み下さい。 @asahi_apital @usg_ringo @minazuki_eve @chochonmage @kay_shixima @Mochimasa @katot1970 @kumikokatase (略)
2011-02-08 17:31:28まず、皆様へ、久しぶりの応答になってしまい恐縮です。また、アピタルの中の方、よいきっかけ(というと語弊がありますが)を頂きました。対応が長引いてしまいましたが、当方個人の見解も一部混じりつつ、編集部の意図と現在の状況を改めてご説明します。
2011-02-08 17:32:42当方のtwilogで分かりますが、ホメオパシー関連記事については元記事掲載後、12月24日に最初の応答、28日に追加記事を掲出、29日に再応答、30日に更なる追加記事を掲出、31日に再々応答をしました。1月にも何度か状況説明をしました。まずは、そちらをお読み下さい。
2011-02-08 17:33:18その際の事情説明を要約すれば、(1)元記事には議論を呼ぶ内容が含まれていたかもしれない(2)ただし、多様で有益な言論の提供を目指すWEBRONZA(ウェブロンザ)が許容する、一定の範囲内に収まっていると判断し掲載した(続
2011-02-08 17:34:05続)(3)編集部の意図はツイッターなどで説明し、関連記事を含む大きな文脈は、追加記事の掲出で示した(4)読者や社内などに誤解を招いたとすればお詫びする(5)今後のWEBRONZAの展開にご期待下さい、というものです。
2011-02-08 17:34:49また、現段階で元記事への対応が難しい理由は、主に3つあります。(a)記事内容は大筋で論評の範囲内と考える(b)記事内容については媒体内で検証し、現状のように各人がウェブ上で可能(c)活字媒体のような欄外表記やリンクも含めて検討したが、システム上の都合などで困難、というものです。
2011-02-08 17:35:48当方はウェブ媒体です。新聞よりも幅の広い、多様な言論を提供するのがミッションです。もちろん医療・健康記事の取り扱いには特段の留意が必要ですが、読者の誤読可能性まで含めれば、「リスクゼロ」の言論活動を実現するのは、非常に困難と考えます。
2011-02-08 17:36:41ただし、当方の元記事の掲出方法などに、反省すべき点があったのは確かです。その点は次に活かします。また、元記事がホメオパシー擁護のために流用されるのは不本意ですので、そうしたケースを見つけたら是非ご教示ください。その時点で可能な対応策を検討します。
2011-02-08 17:37:32ニセ科学批判クラスタなどの長年の議論の積み重ねには、最大限の敬意を表します。また、「不用意な記事(泣)」(菊池誠さん)というお気持ちには、個人的にも非常に共感します。しかし、メディアは一定の範囲内であれば「異論を述べる自由」を守る必要もあります。
2011-02-08 17:38:44特に、ホメオパシーのような問題解決のためには、科学的批判とともに感情的包摂や対人的な説得、コミュニケーションが必要ではないかと考えます。これは、科学的事実を無視してニセ科学を許容するような、安易な価値相対主義とは違うはずです。
2011-02-08 17:40:45@webronza 私が危惧するのは、発達障害やADHDで検索してその記事を見つけホメオパシーに効果があるのかと期待しそれによる治療を試そうとしてお金と時間を無駄にする親達が出てもおかしくないという事です。注釈を入れるかその記事に対する批判意見を直接その記事にリンクできませんか?
2011-02-08 17:41:19社内での議論の経過については、既に以上の説明に含まれている部分も多いので割愛します。社内でも(意外と)「いいじゃん」から「ダメでしょ」、「呟け」から「呟くな」まで様々な議論があり、当方個人の見解が独自にあったりもしますが、とりあえずの説明は以上です。
2011-02-08 17:41:50最後に、ホメオパシー当事者への「批判」も、当方への「批判」も、ある種の「敵・味方論法」に陥ることなく、理路と情意を尽くした「木を見て森を見て山を見る」議論となって、最終的な問題解決につながることを切に希望します。今日はこの件はこれにて。
2011-02-08 17:44:05.@webronza 「異論を述べる自由」としておられますが、その「異論」を信じて健康被害や金銭被害を受ける人達が出る可能性については、どう配慮するおつもりでしょうか?自分達は情報を流しただけで、その内容の判断については後は自己責任でやって欲しいということでしょうか?
2011-02-08 17:51:37「明白に効かないと分かっているものを、効果があるように言う」のも、@webronzaでは異論なわけだ。それでまともな治療を受けられない子供が出てくる可能性を危惧するのは、ゼロリスク信仰なわけだ。なるほどね。
2011-02-08 17:54:17牛にもホメオパシー記事@webronza についての久々の応答がダメなかんじ。「読者の誤読可能性」まで責任取れない?一般論としては正しいが、あの記事を読んでホメについてよく知らん人が「ADHDに効く」と思うのは誤読ではないでしょ。「素直に読むと間違った知識を得る記事」なのにね。
2011-02-08 18:06:40本日のWEBRONZAの声明で最も納得出来ないのは、「誤情報」と謂う送り手側の責任に属する事柄を、「誤読」と謂う形で読み手のリテラシーの責任に転嫁したことで、これはマスコミの姿勢として決して許容出来ないものです。
2011-02-08 18:09:33@webronza 「元記事がホメオパシー擁護のために流用されるのは不本意ですので、そうしたケースを見つけたら是非ご教示ください。その時点で可能な対応策を検討します。」そうなってからでは遅いと苦言を呈しているのです。また、そうした人達を全て把握するのは困難です。無責任と感じます。
2011-02-08 18:16:20医学的、科学的に明らかにおかしな記事が「幅の広い、多様な言論」だとして、訂正されずに放置される媒体では、きっと、私の不得意な分野(政治や経済など)についてのおかしな記事も訂正されずに放置されるであろう。月額735円も払ってそんなもの読む価値はない。
2011-02-08 18:37:47webronzaの件。メタアナリシスで効果なしとされてるものについて、効果ありと結論付けた論文(しかも解釈がおかしいと反論されてるような)のみをとりあげることが、適切な「異論」の紹介だと思っているのだろうか。確かに根拠の重みが全く違う説を同列に並べるような新聞記事はよく見るが。
2011-02-08 18:44:18朝日新聞というか@webronza とフォロワーのやり取りはメディアの信頼性とは何かについて多くのことを示唆している。ぜひ幅広い人に読んでほしい。私見では、webronzaは真摯ではあるけど問題のポイントを外している。事実誤認の記事であることを認め、掲載意図を説明したほうがいい。
2011-02-08 18:52:04この対応はだめだよ、Oさん。批判は、記事の「質」、それが残り続けることの「効果」とその「対応」を問題にしていて、「意図」を聞きたかったんじゃないよ。批判は載せたものの、記事中リンクもない。 http://togetter.com/li/98440 @webronza
2011-02-08 18:53:26@webronza を巡る一連のやり取りと説明が公開されることなんか、これまでのメディア状況ではほぼ無かったこと。まずは良い方向、であることは認める。もっと活かしてほしいな~と同業他社ながら切望します。
2011-02-08 18:56:26@satoruishido 本筋がダメダメでありながら、実はその派生的な状況に視るべきものがあることは認めざるを得ないですね。オレは多分この界隈では最も久保田氏の釈明を評価しているんですが。
2011-02-08 18:58:31