皆さま連日のあたたかい応援、ありがとうございました!
私にとって四年に一度のオリンピックが終了しました。
ロンドンからリオへの四年間本当に苦しかった。
怪我や体調不良などひとつクリアしたら次、ひとつクリアしたら次と重なり毎日苦しい日々が続きました。
でもこの二週間は苦しかった四年間より更に苦しかったです。
おなかが空くこともなければおなかがいっぱいになることもなく、何を食べても味がしない。
勝つことでしか満足を得られることができず、練習している時だけ安心感を覚えました。

リオオリンピックに向けての合宿もしんどかった。
朝9時から夜9時以上練習しないと練習した気がしなくて、やりすぎだとわかっていても倒れるまで練習していました。

そんな私を励まし支えて指導してくださったコーチの張さん、トレーニングコーチの中野さん、フィッティングパートナーの金さん、メディカルトレーナーの榎沢さん、そして毎日遅くまで練習に付き合ってくださった選手の皆さん、貴重な練習時間を削って合宿地まで練習に来てくださった選手の皆さん、きっと私以上に大変だったと思います。

そして私をオリンピックに連れて来てくださった前コーチの美香先生。
美香先生のご指導がなかったら、きっと私はオリンピックコートに立つことすら難しかったと思います。

前回より色はひとつ下がってしまったけど、日本にメダルを持って帰ることができて本当に本当に良かったです。

初めて最年長として出場したオリンピックは今までにないくらい長く苦しく感じました。
でも支えてくださっている皆さんの喜んでる顔が見たいから、頑張ってきた自分に後悔だけは残したくないから、最後まで頑張り抜くことが出来ました。

はやく銅メダルを皆さんにお見せして感謝の気持ちをお伝えしに参りたいです。

最後に、東京は?2020年は?という質問がとても多くあります。
リオオリンピックが始まる前からありました。
正直な気持ちを話させていただくと、私はまだ昨日試合が終わったばかりです。
生半可な気持ちで決断できることではありません。
人生をかけて、卓球をしています。
終えたばかりで私も私の気持ちにまだ全く向き合えていないのが現状です。
ですから私にきちんと考える時間を頂ければと思います。
色々なことを考慮した上でじっくり納得のいく答えを出したいと思っています。
自分と向き合い、答えが出たらまた皆さんにご報告したく思っております。
今はリオオリンピックを無事に終えた安堵感と銅メダルを獲得できた余韻、そして皆さまへの感謝の気持ちに浸らせていただければ幸いです。

二週間、毎日時差があるのにも関わらず応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました!!
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
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