都内自治体9割、国の給与上回る 武蔵野など多摩地区上位
総務省が8日発表した地方公務員給与実態調査で、東京都内の9割近くの自治体が国の給与水準を上回っていることがわかった。武蔵野市や調布市、小金井市など多摩地区の自治体が上位に並んだ。国が給与引き下げを求めていることに対し、都などは強く反発する。ただ全国で給与引き下げの動きが広がる可能性がある中で、東京の自治体だけが給与水準を維持すれば「東京富裕論」が再燃しかねない。
国家公務員を100とした場合の地...
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