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現在のVALUは買い手からすれば「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に出てきたペニー株みたいなもんだよという話

アテンション(注目)と信用は、どう違う? VALU大量売り事件を巡って - Market Hack

残念ながら、バブル時は、何でも盲信する「信者」が続出します。つまり(I believe)が大量生産されるのです。

そのような熱狂状況では、アテンションと信用を区別することは、至難の業です。

しかしバブルがはじけた後は、アテンションだけで人気化したものは、直ぐに人気が剥げます。つまり本当に信用されるものだけが残るのです。

まあ、そんな説教臭いことを言っても、熱狂の渦中では誰も問題にしないでしょうね。

実際、バブルの状態では、バカほど儲けます。アタマのスイッチを「OFF」にして、見境なく踊り狂った方が勝ちなのです。

リテラシーが問題になるのは、下げ相場の局面だけです

なにごともそうですよね。

ヒカルやマックスむらいを応援する人たちや、百田尚樹を支持する人たちでも

彼らが上り調子にいるときはリテラシーなど必要ありません。

ですが、あまりにリテラシーが低い層が支持をするようになりその人達をコントロールできなくなると、それが原因で崩壊するのです。


VALUってようするに「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に出てくるペニー株だよ

ちなみにバブルの後半には必ず真ん中に「ウルフ・オブ・ウォールストリート」みたいな人たちがクズ株を売るようになります。

まともな株ではいけません、彼らが売るのは必ずクズ株である必要があります。

まともな株だと賢い人がチェックしてしまうからです。

COMSAの未来は「メディチ家」、それとも「ロスチャイルド」? - Market Hack

僕はICOを手放しに礼賛しているわけではありません。

それどころかICOの大半は詐欺だと思っています。

ICOは証券として登録されていないため、経営内容の開示などのルールが適用されません。それを悪用するICOの発行が相次いでいます。

そこでは悪貨、良貨を峻別し、取引をスタンダード化し、トランザクションに「安心」の要素を持ち込む、信頼される宮廷御用両替商のような存在が、とても必要とされているのです

今現在VALUで儲けているのはまさにこういう「バブル」において見せかけの「安心」や「信頼」を持ち込んできている人たちです。

ウルフ・オブ・ウォールストリートの主人公ベルフォートがボロ稼ぎ出来たのは、まさにペニー株に目をつけたからなのです。

投資商品として見たときの現在のVALUは、ベルフォートが売り出したペニー株と何にも変わりません。

売り手にとって見ればVALUは画期的なサービスですが、今のところ売り手の都合しか考えておらず買い手の保護を一切してこなかったためVALUはただのペニー株と同じ詐欺やり放題の舞台になっています。 これは運営の怠慢であり、その運営の怠慢に乗っかって儲かっている人が擁護しているだけです。

ほとんどのVALUは市場価値ゼロ園のボロ株です。



VALUとは、投資商品としてみればICOすらできないペニー株の集まりと考え、「投げ銭」に特化すべき

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%88

相場操縦やペニー株のボイラールームの運営といった詐欺行為のために22ヶ月間投獄された

ベルフォートが売ったのは主にペニー株だったそうです。

1、安い株の会社のほとんどは収益が無い。それだけでなく、単にビジネスプランがあるだけで、何の活動すらしていない会社もある。ようするに、あるのはセールストークだけだ

2、ペニー・ストックは売値と買値が極端に離れすぎている。売値が10セント、買値が20セントといったことなど頻繁にあるから、こんな株を買ったら、買った瞬間に資金が半分だ。

3、ペニー・ストックは出来高が低く、更にマーケットメーカーも少ないから、簡単に株価を操作することができる。運良く値段が上がっても、持ち株の全てが、希望の値段で利食えることは先ず無い。

https://mitsumasa.tokyo/2015/01/13/penny-stock/

まともな証券取引所では価値がつかないクズ株です。誰も見向きもしないような会社ですね。

そういう会社を信じてペニー株を買った人はたくさんいました。結果としてペニー株市場も一時的には活況になったことでしょうね。


VALUもこれと同じです。

なんのことはない、ICOすらできないペニー株にすぎないんです。

VALUを株式と考えるならペニー株で有ることは、VALUをやっている人ですら否定できないでしょう。

もちろんその中に原石が混じっている可能性はありますが殆どの上場株は本来なら0円です。

市場で換金できる価値を持ちません。株主に還元できる収益がないどころか活動すらしていないこともザラです。

それでも、広瀬さんやらイケダハヤトを信じて買う人がいるのです。

まぁ、ベルフォートと比べたらちゃちなものですが、規模が問題ではないですよね。イケダハヤトはついに、VALUによってここまで来てしまったということです。





バブルが終わるのはいつ?

それでも、前の記事やこの記事の上で書いているように、ごく短期間だけは儲かります。バブルというのはそういうものです。

でもバブルは終わります。それはいったいいつでしょう。

青○才さん*1が入ってくるタイミングはそろそろやばいかもしれません。
※これが○二才さんが書いたウルフ・オブ・ウォールストリートの感想です → https://anond.hatelabo.jp/20160323201942


レイトマジョリティの人たちは、低リテラシーだからこそ最初はとても儲かります。

バブルの状態では、バカほど儲けます。アタマのスイッチを「OFF」にして、見境なく踊り狂った方が勝ちなのです。

リスクを認識できない人ほど儲かるのでどんどんのめりこみます。


バブルというのは末期が一番株価が上がるのはそういう理由です。

レイトマジョリティとは、名前の通り、マジョリティです。数は多いのです。

旨味がなくなった頃にやってきて、のこされたわずかな旨味を大勢でこぞって買い求めてくれます。



こういう人が、一番声が大きいです。

リスクを承知でやっている本当のアーリーアダプターと違い、レイトマジョリティはあまりリスクとか考えません。いい事しかいいません。嘘をついているわけじゃなく本当に分かってないのです。

「リスクはわかってるけど言わない人」の声が多いうちはまだ売りどきではありません。

「りすくそのものを理解していない人」の声が大きくなってきたときがバブルの終焉です。

つい最近、ゲーム株バブルが崩壊しましたが、その時も同じでした。

大手機関が売りましをしているのに、無敵になったつもりで「こんなやつら焼き尽くしてやれ」という感じの発言が増えてきた矢先に崩壊が起きたんですね。


結果として、バブルが崩壊した時、レイトマジョリティの7割から8割の人は、死にます。

現在のVALUで行われているのは、バカなレイトマジョリティから詐欺師への脱法的な資本移動にすぎません。もちろん同時並行的に良い行いが小規模で行われているからといって、9割がこういう脱法的な行為である以上、擁護には使えません。そういう擁護をしている人がいたら、違うサービスを紹介してあげましょう。



この記事に怒る人がいたら、その人は詐欺師

私は「現在のVALUはバブルであり、バブルは崩壊する」と言っているだけで、

投げ銭以上に価値を返せる人は、たとえバブルが崩壊したって売られることはありません。

リーマンショックのときでさえ、ファーストリテイリングやコンビニ株は業績がうなぎ登りであり、株価も全くさがることなくむしろ上がり続けました。

VALUを正しく使ってただしく評価されている人には、今がバブルであるかどうかなんて全く関係ありません。

むしろ偽物が一掃される中で見直され、大きく成長することでしょう。 そういう人はペニー株の中に紛れている本物です。 胸を張ってください。



まぁ、その時にVALUという市場自体が残っていれば、ですけどね。

*1:のように、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を見て感想を書いたはずなのにそのことから何も学ぶことができず自分がアーリーアダプターのつもりで実際はレイトマジョリティな人たち