マイクロソフト、ウェブ開発ツール「WebMatrix」を間もなくローンチへ

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:末岡洋子2011年01月12日 13時22分

 Microsoftが今週開催するCodeMashイベントで、ウェブ開発ツールバンドルの「WebMatrix」をローンチする予定だというツイートが出回っていた。

 Microsoftは米国時間1月11日、米オハイオ州サンダスキーで開催するCodeMashにおいて、1月13日にWebMatrixをローンチすることをISV Developer Communityブログで認めた。

 WebMatrixはMicrosoftの最新のウェブ開発ツールで、同ツールを利用してウェブサイトを構築できる。同ブログによると、開発者はテンプレート(Microsoftが提供するものと事前に構築済みのものがある)、または、「オンラインの(Microsoft)Web Application Galleryにある『WordPress』『Joomla!』『DotNetNuke』『Umbraco』など、人気のオープンソースのASP.NETまたはPHPベースのウェブアプリケーション」を利用できるという。

 MicrosoftがWebMatrixの初のベータを公開したのは、2010年7月のことだ。

 WebMatrixは「IIS Express」(「IIS Web Server」の軽量版)、最新の「SQL Server Compact Edition」、ASP.NET向けの「ビューエンジンオプション」こと「Razor」をセットにしたものだ。Razorは、開発者がHTML内にVisual BasicあるいはC♯を組み込むことができるものだ。

 Microsoftの開発者によると、WebMatrixは「ウェブ開発を容易に開始できるようにする」ことを目指すという。同ツールは、「簡単なことをするために学ばなければならないコンセプトの数を最小限におさえ、ウェブサイトを短期間で立ち上げるのに必要な全ての技術を含み、統合する」という。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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