欺瞞的善人の悲哀

欺瞞は汚いので消します。カレーはポークです。 この世の「最良の精神たち」よ さあ共に闘おう!

餓鬼国家中国

2010-11-21 05:05:14 | 中国共産党
中国に幸せな社会が出来れば世界はもっと幸せになる - フランスの日々

「中国に幸せな社会が出来れば世界はもっと幸せになる」  なあんて奇特なことをおっしゃるブロガーさんがいらっしゃいます。↓
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Madeleine Sophie さんプロフィール:
1982年、京都生まれ。2001年慶應義塾高校、2005年慶應義塾大学環境情報学部卒業。2007年同大学政策・メディア研究科修士取得。2007年よりフランスにて国立研究所勤務および博士課程在籍。専攻はモバイル・インターネット。パリ郊外に在住。
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>色々と考えた結論は、今後の日本の幸福を考える上で、やはり中国には先進的で幸福でおおらかな大国として存在してもらう必要があるということです。

それはそうでしょう。 地球人の一員として、節度ある振る舞いを求めるのは当然です。 しかし、現在の中国の欺瞞体制が棄却されることを願いますが無理でしょう。

>日本に対しては領土問題に絡めて漁船を日本の巡視船に衝突させて挑発し、国内の民主化は弾圧、民主化運動主導者は逮捕投獄、ノーベル平和賞を授与するノルウェーに対しては圧力をかけて結果を覆そうとしました。 多くの日本人はこれらの中国の行動を、中国または中国人がバカで野蛮で横暴だからという理由で「片付けよう」としているように見受けられます。 本当にそうでしょうか?13億人の頂点に立つリーダーたちは外国経験もあったり、相当にスマートな人たちで、中国の置かれた状況をもっと冷静に見ています。

「中国または中国人がバカで野蛮で横暴」ではないでしょう。 そういう意見こそが単細胞です。 中国は「狡い」のです。

参考: 文藝春秋|雑誌|文藝春秋_100801

日本のように狭い国土では、「和や協調性や義」が重く見られますが、それはそこに国家が生きる上で生産的な意義があったからでしょう。山がちで田畑は狭く、限られた資源を分け合って行かなければ暮らして行けない。そこから、「ムラ社会」のルールが生まれた。それは確かに息苦しい面もあったが、協調の知恵でもあった。 それは言わば「瓢箪から駒」と言えるかもしれませんが、それこそが日本の誇るべき文化でしょう。 限られた土地で生産性を高めるためには、人々の和と工夫が求められる。その集成が日本を形成した。    一方、中国・朝鮮を規定するのは、「儒教文化」である。 儒教とは、一言で言えば、人間の飽くなき欲望をモラルで上から押さえつけるやり方である。 裏を返せばそれだけ民衆の欲望が強い。 毛沢東は「政治は硝煙なき戦争であり、戦争は硝煙による政治だ」 「中国共産党の栄華のためならば嘘でも何でもアリだ」と言った。 これは適切な判断でしょう。中国は、その欲望に従って、世界中に繁殖して行く。 元々独立国だったチベットが、中華人民共和国が樹立された直後の1950.10に軍事侵略され、凄まじい弾圧の末に中国に併合されて今日に至っていることを、教科書では「平和開放」と教えている。 弱いチベットは侵略し、日本に対しては 微笑みながらの欺瞞外交。  果たして、これが「相当にスマートな人たち」だと言えるでしょうか。。 その、在りのままの中国共産党の正体を、どんどん世界中に明らかにする。 それで中国共産党は「自滅」します。


>外国経験もあったり、相当にスマートな人たちで

外国経験とスマートさは 無関係です。

>米国は尊敬されている、日本もまあ尊敬されている、中国は尊敬されていない

米国は普通。日本は馬鹿。 中国は単なる欺瞞国家。それだけでしょう。 ちなみに、日本はそもそも高貴な精神文化を持っていましたが、今は米国によって「去勢」されて成り下がったわけです。

>野蛮・残虐・横暴の形容詞が世界で最も適している米国と比べると、天安門とチベットにおける暴力を肯定するわけではありませんが、「中国はまだそこまでの暴力は振るっていない」ことを心に留める必要があります。

前史ではたしかに米国は侵略国家ですが 人類の成熟と相まって、成長しています。中国のような、単なる利益追求の欺瞞侵略国家ではありません。 大東亜戦争では、日本人を「原爆の実験動物」として扱いましたね。 しかし、現在では、世界の民主的秩序の形成に一役買っていますし、一方、「侵略や粛清、失政による飢餓など、歴史上その数において世界最大の虐殺者」は、まぎれも無く中国 で、犠牲者は自国民、他国民含め4000~6000万人と言われています。 人数の比較してもしょうがない!ですが、さて、現在はどうでしょうか。 大東亜戦争以降、武力を用いて不法に国土を拡大したのは中国だけです。 「他もやっているから良い」と言うのは愚者です。

>中国製品は信用できない、中国はコピーだけ、中国の汚染は深刻、ODA支援は自国のため、などなど40年前に日本が西洋から浴びていた批判をテープレコーダーで取っておいて再生したようなものばかりで中国に対する「嫌悪感を煽って」います。 過去に自らが傷つけられた批判を後進の人々に浴びせる態度は、まさに民度が低いと言われても仕方が無いと痛切に感じました。

私が聞いているのは、散々日本からODAもらってるくせにそれを自国民に知らせず天安門も文字通り黙殺し「解放してあげる」と言って侵略する情報統制と独裁の民衆切捨て国家だ ということ。そして40年前に日本が西洋から浴びていた批判を知りつつそこから学びもしない国。 1958.12.09 には、「死はけっこうなことだ。土地が肥える」との発言もあり。 まあ、餓死「させられる」その方々は「奴隷階級」なので、問題も無いのでしょう。 彼らには、奴隷の烙印を押されたまま死ぬ運命しかない。 工場からの廃液で汚染された土地で農作物を作らされ、それをお互いに売りさばく。そして食事の度に具合が悪くなり、それでも食さねば生きれない。 その結果、当然の如く奇形児が生まれ、成人も次々と病に倒れ、そこには十分な医療も施されるわけは無い。 そして彼らは 毛沢東の肖像画の前で、国家により殺されて行く。 富裕層は写真撮影の際に、「毛沢東好きですかあ~~~は~い!」と中国スマイルを造る。 このような、素晴らしい共産主義国家である。

>あと「中国は世界に嫌われた国のままでいるつもりか」なんて猛烈にずれてます。 中国は上記のように中国内の平和に精一杯で、そんなことは気にしないし、気にするときは中国の利益になる時だけです。

半分正解です。 中国は、中国の利益に関係する対処に躍起になる。当たり前です。 しかし、それが「嘘でも何でもあり国家」だから問題なのでしょう。 中国は、「中国内の平和と繁栄に精一杯で、嘘か事実か欺瞞か正当か、なんてことは気にしない」 侵略国家なのです。 笑

>中国が民主化を弾圧・投獄し、ノルウェー政府に圧力をかけ、日本を挑発するのは、中国のリーダーがバカで野蛮で、横暴だからではありません。その行動の裏には「合理的なそうせざるを得ない理由」があるのです(注:横暴と残虐を肯定するわけではありません)。

中国共産党が、「そうせざるを得ない理由」 があるのですね。 毛沢東は、1958.06.28「世界は、我々が支配する時はじめて平和になる」とおっしゃったようですね。そりゃあそうなるでしょう。  しかし、その時には、世界中の歴史が、「中国共産党に都合の良いように書き換えられ」 反乱分子は 蜜舌に尽くし難い艱難の末に撲滅させられているでしょう。 そこでまさに叫ばれるスローガンは、容易に想像できます。  何事にもルールがあり、たとえば、私は赤信号を渡ることがありますが、信号が無ければ困ります。 日照りであれば雨が降って欲しいでしょうが 降り続けでは困ります。 米国や日本が変わって欲しいですが 中国共産党には、それ以前に、しょうもない嘘やマインドコントロールや誤魔化しをやめていただきたいと、感じております。 ああいう傍若無人な国家では、指摘するほうも突き所が多く疲れます。

>経済成長が鈍化したとき、人々の不満が蓄積し、中央の統制が崩れ、バラバラに崩壊して地方の軍閥が争う時代が来ないとも限りません。そうなれば、日本も被害を被ります。中国の不幸は日本にも波及し、中国の幸せは日本にも波及します。中国には日本の10倍以上もの慣性エネルギーが働いています。中国が変化するには慎重さと時間が必要なのです。

中国が、最低限の国際ルールを守るには1秒で済みます。 今すぐ悔い改めれば良いわけですが、中国は「嘘を嘘で塗り固める」ことを特長としているので、そこを曝け出せば、世界秩序が振興し、世のためにはなりますが、自国の国益が損なわれます。 さあ、中国共産党にはその意思があるでしょうか。そもそも彼らは、自国民を、奴隷階層と富裕層に意図的に分化しています。 独裁国家とは、独裁する方にしてみれば、楽園なのです。

そして、狡猾な中国の施政はまことに的確であり、その情報戦により、欧米や台湾も一部操ることに成功している。 

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[特集]「アジアの『嫌われ者』は中国だ」
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台湾への威嚇と懐柔作戦

たとえば台湾に対しての中国のソフトな攻勢は、多数の留学生を中国側の負担で招き続けることだ。 奨学金を与え、中国で高等教育を施すことで、台湾人学生を中国化していくのである。 或いは、中国は台湾から関税ゼロで農産物を輸入し始めた。その結果、台湾側で果物や野菜の価格が暴騰するほどに輸出が加速した。最も台湾の土地になじみ、台湾人としての価値観を色濃く宿している農民も、徐々に中国に馴らされていく。 関税セロで輸出を続けていく内に、経済的に中国市場に「従属」させられていく。  こうした,経済戦略に加えて、台湾に照準を合わせたミサイルは、台湾国防部の報告では2010年末には2,000基に達する。中国は、台湾が独立を唱える場合、軍事力を行使すると長年言い続けて今日に至るが、その準備はいつでも整っているということを、ミサイルのみならず、大型軍艦51隻、潜水艦43隻などの年内配備によって誇示している。 台湾人の取り込み作戦は、こうして、着実に進められているのである。

アジア諸国は、そのような、「一見よいこと」に見える種々の働きかけによって、中国に対する抵抗感が薄まり、遠からず、長期的に中国に実質支配される状況に陥ることを恐れている。 だが、“よいこと”に対する反対論の構築は常に難しい。また受け入れられにくい。 巧みな中国に対しては抗(あらが)い難い状況がそこかしこで生れつつある。

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中国を壊す口実として使われる民主化?
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「フランスの日々」さんは、「民主化」という概念が、中国を壊す口実として使われる、とおっしゃいます。 たしかに、民主化は、「現体制の破壊である」と言えるでしょう。 しかし、中国共産党の現体制は欺瞞の塊りですから、比較論ですが、民主化は「是」となります。 

>今でさえ統制の効きにくい地方の軍閥は、不正な票集め、腐敗などを通じて自らの権力を蓄えて行き、自らの権益のために争うでしょう。文化も民族も違えば、国内でナショナリズムが台頭し、第一次世界大戦前の欧州のように憎悪と敵意に充ち溢れていくかもしれません。それだったら、言論封殺、民主化弾圧などを含む強権支配であっても、安定して成長できる現体制の方がマシだと考える中国人は多いのです(僕は言論封殺、民主化弾圧を容認するわけではありません。念のため)。

笑止です。  民主化とまでは行かなくても、独裁をやめることは可能でしょう。または、正直な施政する。これも無理でしょうか。 強権支配であっても、安定して成長できる現体制の方がマシだと考えるのはいいですが、「大躍進政策」では、2000-4000万人の農民が餓死しました。 死んでしまっては、マシも何も無い。その彼らの屍の上で、富裕層は、胡坐をかいています。 人民が現体制を肯定している? 彼らは情報コントロールされ、現体制の実像を知らされていない無知なのですから、正しい判断は無理です。  「文化大革命」も教えていない。1966年から10年間にわたって吹き荒れた文革の嵐は、一説には2,000万人の犠牲者を出したといわれるが、それも定かではない。文革研究自体が今だに許されていないからだ。

>中国の責任ある地位にいる人は最悪のシナリオを避けるために「日々神経をすり減らしている」のです。そういった意味で、中国の台頭を好まない人たちが、民主化を利用して中国を分解しようとしているのです。

国家運営に神経をすり減らすのは 普通です。 そして、中国共産党は、チベットやウイグルを「どのように侵略・虐殺しよう」と考えたのですね。 そして、それを「人民解放」と呼んだ。そして、男性は監禁、亡くなる間際まで拷問し、性器をも切り取る。 郷里で夫を待つお嫁さんには堕胎を強要し、人民解放軍に犯させ、強制的に生ませる。 旦那が解放され瀕死で帰郷すれば、そこには「人民解放軍の子供が居る」というシナリオである。  中国は、民主化しなくてもいいですから、こういった、悪質な欺瞞を即刻辞めるべきでしょう。    通常の民主主義国家では想像出来ない大悲劇を生み出し続けてきた中国は、現在も中国共産党の面子と権威を守るために、国民を犠牲にしたことを覆い隠す。 そのような政府が、国民を幸福に出来るはずはない。その国に他国を幸福に導くことなど出来ない。
民主党 口蹄疫 GHQ 管直人 在日 朝鮮 鳩山由紀夫 ノーベル賞 蓮舫 仕分け 中国共産党 侵略 チベット ウイグル 民主党 口蹄疫 テロ 管直人 在日 千葉景子 真如苑
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「餓鬼国家中国」
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>中国を敵視しすぎず、罵倒せず、挑発には冷静沈着な「大人の対応」をし、中国の混乱に付け込んで利益を狙うようなことせず、中国の先進的な大国化を願い慎重に行動する。これがこれからの日本に必要だと思います。そして中国に幸福が訪れることは、人類の5分の1(68憶分の13億)が幸せになることで、世界の幸せと大きく繋がっています。

中国は、世界への経済介入に成功した。 この点、同じ共産圏独裁国家の北朝鮮よりも数倍賢いわけで、それだけ、より危険である。 先に述べたように、罵倒は必要無い。 その、在りのままの中国共産党の正体を、どんどん世界中に明らかにする。 それで中国は「自滅」する。 しかし、管政権のように、「大人の対応」をしてはならない。 中国は「餓鬼国家」であるが故に、「日本の混乱に付け込んで利益を狙う」ようなことをして来るので、「大和民族の主張」を毅然としてその頭に叩き付けなければならない。「餓鬼には餓鬼なりの対応」をしなければならない。

中国には、日本国家の恒常的な一体化を願い慎重に行動いただきたい。これがこれからの中国に必要だと思います。 そして、日本に、幸福が訪れることは、人類の5分の1(68憶分の13億)の中国が幸せになることで、世界の幸せと大きく繋がっています。


参考: Wikipedia 餓鬼

これは、仏教において、亡者のうち餓鬼道に生まれ変わったものをいう。 元来、死者を意味する言葉であったが、後に「強欲な死者」を指すようになった。 餓鬼は常に飢えと乾きに苦しみ、食物、また飲物でさえも手に取ると火に変わってしまうので、決して満たされる事がないとされる。極端な飢餓状態の人間と同じように、痩せ細って腹部のみが丸く膨れ上がった姿で描かれる事が多い。


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3 Comments

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Unknown (Unknown)
2010-11-27 00:37:24
この、「フランスの日々」さんはまったく何を言っているのでしょう。

>中国を敵視しすぎず、罵倒せず、挑発には冷静沈着な「大人の対応」をし、中国の混乱に付け込んで利益を狙うようなことせず

何ですかこれは。
「混乱に付け込んで利益を狙う」というのは、まさに中国のやり口そのものではありませんか。それを日本がそれするな、などと 本当に呆れます。
たぶん中国共産党の回し者でしょうね。

Unknown (Unknown)
2010-12-07 23:10:05
劉氏釈放求め、活動家ら数百人が香港でデモ
< 2010年12月6日 13:29 >  http://news24.jp/articles/2010/12/06/10171859.html

服役中の中国の民主活動家・劉暁波氏のノーベル平和賞授賞式を前に、香港で5日、中国政府に劉氏の釈放を求めるデモ行進が行われた。

ロイター通信によると、香港で5日、中国の民主化を求める活動家ら数百人が劉氏の即時釈放を求めてデモ行進した。今年のノーベル平和賞に選ばれた劉氏は、共産党の一党独裁廃止を訴えて有罪判決を受け、服役している。

中国政府は、劉氏のノーベル平和賞受賞に強く反発しており、10日にノルウェーで行われる授賞式には、劉氏だけでなく親族にも出席を認めない方針。
Unknown (Unknown)
2010-12-11 00:39:42
本人、親族不在のまま劉暁波氏にノーベル平和賞授賞
2010.12.10 21:16  http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/101210/acd1012102119006-n1.htm

10日、ノルウェーのオスロ市庁舎で行われたノーベル平和賞の授賞式。劉暁波氏の欠席を象徴する空席の椅子が、本人の写真と共にステージに置かれた。本人も家族も不在の式典は、平和賞110年の歴史で2度目、74年ぶり=10日(ロイター) 【ストックホルム=木村正人、オスロ=矢板明夫】ノーベル化学賞など5賞の授賞式が10日、スウェーデンのストックホルムで開かれ、化学賞に輝いた鈴木章・北海道大名誉教授(80)と根岸英一・米パデュー大特別教授(75)らに、メダルと賞状を授与。中国の民主活動家、劉(りゅう)暁波(ぎょうは)氏に決まった平和賞の授賞式はノルウェーのオスロで開かれ、獄中にある本人はもとより、代理人の姿もない異例の式典となった。

鈴木、根岸両氏はストックホルムの老舗紳士服店「ハンス・アルデ」で採寸したえんび服を着用。鈴木氏の夫人、陽子さん(79)は薄小豆色の着物、根岸氏の夫人、すみれさん(73)は菊と松模様の着物姿で同伴。

物理学、化学、医学・生理学、文学、経済学5賞の授賞式には約1570人が出席。世界初の体外受精児を誕生させ医学・生理学賞に輝いた英国のロバート・エドワーズ氏(85)は、体調不良で出席できず、家族が代理で受賞。

日本人の受賞は、2008年に物理学賞の南部陽一郎・米シカゴ大名誉教授(89)=米国籍▽小林誠・日本学術振興会理事(66)▽益川敏英・名古屋大特別教授(70)▽化学賞の下村脩・米ボストン大名誉教授(82)の4氏が受賞して以来、2年ぶり。日本人は00年以降、計10人が受賞している。

平和賞の授賞式では、中国当局は劉氏や、妻の霞さんらの代理出席を許さず、劉氏の受賞演説に替え同氏の文章を朗読。100年を超える平和賞の歴史の中で、政治的な理由で本人が出席できなかったのは、劉氏を含むこれまでの受賞者121個人・団体のうち5人だけだという。本人も親族も出席できなかったのは、ナチスの支配下にあったドイツの反戦ジャーナリスト、オシエツキー氏以来、74年ぶり。

式典には、海外亡命中の中国人民主活動家約50人や、日本、米国など45カ国の代表が出席。一方、劉氏への授与に猛反発する中国に同調し、中国を含めロシア、ベトナムなど19カ国が欠席したとみられる。

授賞式に先たち、ノーベル賞委員会のヤーグラン委員長は9日の記者会見で、劉氏への授賞は「中国政府への抗議ではなく、基本的人権のために戦う中国の人々への支援が狙いだ。中国の将来のためには、経済発展と政治改革を兼ね備えることが重要だ」と語った。


ノーベル平和賞に対抗 “茶番劇”孔子平和賞に失笑
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/472799/

【北京=川越一】中国の民主活動家、劉暁波氏に対するノーベル平和賞授賞に対抗して、急(きゅう)遽(きょ)設立された「孔子平和賞」の授賞式が9日、北京市内で行われた。初代受賞者に選ばれた台湾の連戦・中国国民党名誉主席は受賞を拒絶。本家と同様、受賞者不在というおまけがついた“茶番劇”に、報道陣から失笑がもれる一幕もあった。

「孔子平和賞は長い間準備してきたものだ」「連戦氏は当代の平和に貢献した」「(劉暁波の)3文字とは関係ない」-。選評委員会の譚長流委員長(北京師範大博士)が顔を真っ赤にして訴えた。

孔子が論語の中で述べた「和をもって貴しとなす」の心を設立理由に挙げ、ノーベル平和賞への対抗措置であることを否定。だが、パンフレットには「ノーベル平和賞は世界中の人々に開放され、少数派の推薦で決めてはならない。同賞は多数派とは言い難く、不公平さ、誤(ご)謬(びゅう)は免れない」と明記されている。

インターネットを通じた投票に基づいて選出したといいながら、サイト名や調査期間の公表を拒否。台湾メディアが連戦氏の受賞拒否についてただすと、「拒絶などできない…」としどろもどろに。同氏に正式に通知すらしていないことも明らかになり、最後は無関係の少女にトロフィーを渡してお茶を濁した。

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