吾妻ひでおは〈美少女〉表現の空前の実験者でした。さながらSF映画に登場するマッド・サイエンティストのごとき創造力で、「美少女のロボ化」「美少女のネコ耳化」「美少女の巨大化」「美少女の増殖」「美少女と変な機械」「美少女と変な生物」など、さまざまな実験を繰り広げました。数々の実験とその豊穣な成果を、後続におよぼした深い影響とともに検証し、展示します。
「ふたりと5人」「セクシー亜衣」「スクラップ学園」「ミャアちゃん官能写真集」「ななこSOS」「シャン・キャット」ほか、アニパロを含む数々の作品から、さまざまな美少女表現の試みを象徴する典型的な原画を選り抜き、吾妻ひでおのコメントや、モチーフを同じくする前後世代の作品とともに展示します。 展示品リスト
会場:明治大学博物館特別展示室(千代田区駿河台1-1 アカデミーコモン地下1階) 期間:2011年4月23日(土)〜5月23日(月) 10:00〜17:00 ※会期中無休
吾妻ひでおは商業作家として成功した後、コミックマーケットに出展した最初の作家でした。ファンとの距離が近く、ディープなファンが多いことでも知られています。マニアックな視点で選んだファン垂涎の貴重な資料により、吾妻作品の魅力を多角的にとらえます。会期中、数回にわたる展示替えを行います。
【4期各々のテーマと期間】 ・マニアックス1:吾妻ひでおのシュールな世界(2月4日〜3月7日) ・マニアックス2:吾妻ひでおのメジャータイトル(3月11日〜3月28日) ・マニアックス3:吾妻ひでおとその周辺(4月1日〜4月18日) ・マニアックス4:吾妻ひでお 日記と自伝(4月22日〜5月29日)
原画とパネルでみる「不条理日記 しっぷーどとー篇」元ネタ解析、幻の同人誌『へろ』原画版および特装版。ほか、『陽射し』カバーイラスト、「ななこSOS」「失踪日記」「地を這う魚」などの原画を、適宜展示替えしつつ多数公開。 展示品リスト
会場:米沢嘉博記念図書館1階展示コーナー(千代田区猿楽町1-7-1) 期間:2011年2月4日(金)〜5月29日(日) 月金=14:00〜20:00 土日祝=12:00〜18:00 休館日:毎週火・水・木曜。ただし祝日の場合は開館します。 ※特別整理などで休館する場合があります。当館HP、または開館日に電話で確認・お問い合わせください。
※画像は4期のものです。
ロリコン(美少女)同人誌の嚆矢として名高い『シベール』について編集人・沖由佳雄氏、参加者・KAZUNA氏にお話を伺います。 タイトル:『シベール』のころ 講師:沖由佳雄、KAZUNA(計奈恵) 日時:2011年2月19日(土) 16:00〜17:30 会場:米沢嘉博記念図書館2階閲覧室(千代田区猿楽町1-7-1) 料金:無料 ※会員登録料金(1日会員300円〜)が別途必要です。
雑誌「バラエティ」(角川書店)に1981年から1986年にかけて連載された「ひでおと素子の愛の交換日記」のおふたりにお話を伺います。 タイトル:ひでおと素子の愛のトークイベント 講師:吾妻ひでお、新井素子 日時:2011年4月24日(日) 16:00〜17:30 会場:明大アカデミーコモン9階 309B教室(千代田区駿河台1-1) 料金:無料