【ワシントン時事】「滞在は必ず建物の1階で、8時間以上のフライトはNG」「セクシーな金髪看護師が常に一緒」―。内部告発サイト「ウィキリークス」が入手した米外交公電には、リビアの最高実力者カダフィ大佐の細かな性格分析も含まれ、「気まぐれで風変わり」と結論付けていた。
公電は、2009年9月の国連総会出席のためのカダフィ大佐訪米に対応したトリポリの米大使館が作成。同大佐が建物の2階以上には滞在できず、長時間フライトや海上を飛行するフライトを嫌うなどと記されている。
また、カダフィ大佐は「セクシーで金髪」のウクライナ人看護師(38)と恋仲にあるとされ、リビア側はビザを発給する米側に対し、この看護師が同行しなければ、大佐は外遊できないと念を押したという。
公電はさらに、カダフィ大佐の趣味を競馬とフラメンコと紹介。40年間独裁政治を続ける同大佐の思惑や関心を知るため、関与を続けることが重要だと指摘している。
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