2010年12月20日のツイート

杉並区電子地域通貨を考える(その1)

GOが出た、杉並区電子地域通貨を考えてみる。

昨晩商店会連合会のMLに投げた疑問点の修正加筆(個人名は抜きました)

資料でどうもつかめない為区のサイトで公表資料を読むが理念関係ばかりで業務体系が見えてこない。

http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/library.asp?genre=80Q110

実施要綱はこれからということだということだろう。
行うことは方向性としは良いことだとは考えているので制度設計というより、実務をはっきりさせたい。

GOが出ている以上、理念の段階でなく、実行する為にどうしたらよいか、どういう問題点、疑問点があるか、それをどのようにクリアーするかをチェック出来ればと思う。

現段階での疑問点、要望

「これからだ」ということで問題ない、これからのほうが具体案の提案をしやすくなる。

  • 杉並区電子地域通貨関係の資料、情報に関してはPDFだけでなく、区のサイトにページでの記載が可か。
  • 具体的に出てくると思われる、疑問点のQ&Aのコーナーを区サイトに作ってもらうことは可能?。
  • 商店街のあり方を根底から変える事業になりかねないので、部会の議事録を随時公表は(遅くとも3日以内)。
  • 議事録公表は部会が並行するときに重要なことになる。又、無駄な質問を投げないですみ、クリアーする必要な事も浮き彫りになってくる。

    いろんな方の意見を伺う資料にもなる。
  • 資料3のページ4のタイムスケジュール「地域サービスへ拡大」にある他の電子通貨の使用は当初から可能なのでしょうか

    他の電子通貨に関することでは、資料1のページ4にある記載ではあまりにもファジー過ぎる。

    企業では、スケジュールの入らない企画は企画では無い、イコールやらないという評価である。
  • 他の電子通貨が1端末で利用可能な場合の手数料関係はどのようになっているのか。

    イカnanacoが同じ手数料で使用可能だとするとかなり利便性が高くなるので導入を説得しやすい。
  • ポイントの商店会での使い方、又は個店での使用方法は。
  • 今まで調べた知識を披露、共有の方法。
  • クレジット端末を入れていない商店の割合は?

    FAXを入れていないところは?区が把握する予定があるのか。

    FAX、クレジットカード端末を入れていない個店に今回のカード端末をお願いすることは、端末を入れているところより困難を極める。
  • (追記)子育て応援券の電子化から始めるとのことだが、地域通貨に色分けが出来るのか?

    使える事業者、事業内容を決めた理念が有った筈で、その理念を捨てるのか?
    注:頂いたコメントでは「子育て応援券」は先とのことでした。
  • (追記)なみすけ応援券の場合は早めに使用してもらう効果を狙って期限があった。期限を設けなくすることは、期限を設けた時との整合性がとれるのか?
  • (追記)電子地域通貨で区内共通商品券を購入することが可能か?

リース代などの固定経費36,000円/年?は、区の行政サービスを受ける為の税金みたいなものだという位置づけとも考えられる。税金払わない人はサービスも受けられませんよということか。

電子地域通貨事業の審査結果で商店会として重要である「想定経費」の評価が9社の提案業者中8番目の事業者が選定されたのが残念。でも、住民の利便性主体で選考されたことだろう。

商店会が区内にとってどれだけ必要かということを自覚する良い機会にしたい。