猛暑で蚊も夏バテ? 殺虫剤大手、純利益振るわず
フマキラー73%減、4~6月 アース製薬35%減、1~6月
猛暑で蚊も夏バテ――。殺虫剤大手が異例の暑さによる需要低迷に苦しんでいる。
フマキラーが8日発表した2018年4~6月期の連結決算は、純利益が3億1400万円と前年同期比73%減った。6月は例年より気温が高く、蚊の活動量が低下。主力の殺虫剤の販売が苦戦した。
売上高も5%減の138億円と、4~6月期としては6期ぶりに減収となった。佐々木高範取締役は「過去にない気温上昇で、先行きも読めない」と7月...