金曜の夜は、なぜだかビールを飲むピッチが早くなってしまうという人、必見。

「The Economist」によると、グラスを変えるだけで飲むスピードを遅くすることができるのだそうです。ビールには、さまざまな形や大きさのグラスやジョッキがあります。ビールの種類によって決まったデザインのグラスがある場合もあります。英ブリストル大学の研究では、真っ直ぐなグラスでビールを飲んだ方が、曲線のグラスを使った時よりも、ゆっくりと飲む傾向にあると、わかりました。

真っすぐのグラスでビールを飲む時間は、平均で約11分でした。それに対して、曲線のグラスでビールを飲んだ場合、平均時間は7分。中身がビールではなくレモネードの場合でも結果は同じです。しかし、中身が半分しかない状態で飲み始めた場合は、グラスの形も中身も関係なく、平均5分で飲み干しました。

理由は、真っすぐのグラスで飲んだ場合は、曲線のグラスで飲むよりも、自分がどれくらい飲んだかがわかりやすいからだろうとのこと。この説が正しいかどうかの確証はありませんが、自分の飲むペースを把握したい場合は、真っすぐなグラスで飲んだ方がわかりやすいでしょう。もちろん、何杯飲もうとおかまいなしという人は好きなグラスで結構です。

Shape up! What sort of glass you drink from predicts how fast you drink | The Economist via The Kitchn

Whitson Gordon(原文/訳:的野裕子)

Photo by Michael Fajardo.