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チャンネルAJER2011.7.12 NEW!!!

チャンネルAJER2011.7.12(1)三橋貴明

http://www.youtube.com/watch?v=v37HPV-cePU

チャンネルAJER2011.7.12(2)三橋貴明

http://www.youtube.com/watch?v=AaJ329v1u6A


チャンネルAJER、更新しました。今回は「国家経済の目的」の話。


 ようやく単行本x3のゲラチェックを全て終了したと思ったら、本日から講演の日々が始まります。気が抜けません。(本日は岐阜)


 ところで、一昨日まで本ブログのTOPにバナーが掲載されてあった「東日本大震災の復興を妨げるTPP推進に反対する請願 (http://www.sns-freejapan.jp/2011/04/07/tpp/ )」ですが、いよいよ再来週、請願を実施することになりました。そのため、受付を7月22日(金)必着とさせて頂きますので、何卒よろしくお願い致します。 


 この度は膨大な数の署名を賜り、まことにありがとうございました。お一人で三十を越える署名を集めてくださった方もいらっしゃいます。感謝申し上げます。
 実際の請願の提出につきましては、また改めてご報告させて頂きます。


 本ブログで追いかけている、菅直人首相の「奇妙な献金」問題に関連し、以前、
「ポンッと5000万円だとか、1000万円だとか寄付できるとは・・・・。鳩山氏はともかく、菅氏が寄付したお金の出所が気になります。」
 と書きました。
 答えは「税金」の可能性が濃厚です


首相の不適切献金 政党交付金使途にメスを

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110714/plc11071403010005-n1.htm
 菅直人首相の資金管理団体が、拉致事件の容疑者と関係の深い政治団体に対して行った多額の献金は、民主党の資金が「原資」となっていたことが分かった。
 この資金は国民の税金である政党交付金であり、不適切な献金に形を変えていたことは問題と言わざるを得ない。かねて政党交付金の使途が不明瞭な傾向は問題視されていた。
 有識者らによる「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)は、昨年の「政権選択時代の政治改革課題に関する提言」で、交付金の使途の徹底的な吟味と、国費投入の「仕分け」を求めていた。首相の献金問題を契機に、政党交付金のありように徹底したメスを入れるべきだ。
 問題の献金は、政治団体「市民の党」から派生した政治団体「政権交代をめざす市民の会」に、菅首相の資金管理団体「草志会」から計6250万円が渡っていたものだ。「市民の党」には、拉致事件で結婚目的誘拐容疑により国際手配されている森順子容疑者と、よど号ハイジャック犯の故田宮高麿元リーダーの間に生まれた長男(28)が所属している。
 首相側が5千万円を提供した平成19年、民主党から草志会に対して、計1億2394万円が6回に分けて支出されていた。(後略)』


 鳩山氏が多額の献金をするというのは分かりますが、菅氏が5000万円もの金額を寄付するというのは、さすがに額の大きさに唖然としてしまいました。一度、選挙を経験しましたので、政治や選挙にどれだけお金がかかるか、5000万円がどれほど途轍もない価値があるか(一般人にとっても途轍もないですが)、身に染みて分かるわけでございます。


 50万円の寄付ならともかく、5000万円などという寄付は、資産家でなければ「何らかの原資」がなければ不可能です。


 というわけで、「国民⇒税金⇒政党助成金⇒民主党⇒寄付⇒草志会⇒寄付⇒政権交代をめざす市民の会というお金の流れになっているようですね。現在の日本は、拉致事件のテロリストと関連がある団体に、税金を寄付する人物が内閣総理大臣を務めているというわけです。あまりにも物凄い状況なので、これ以上「下」はないように思えます。


 冗談抜きで、現在の日本は歴史の転換点を迎えているわけです。今後の日本が再び繁栄への道を歩むのか、それともこのまま「下」をズリズリと這い回るのか。全てはわたくしたち日本国民、日本国家の主権者の行動にかかっているというわけです。


 嬉しいじゃないですか、主権者として、自分たち自身で国家や歴史を変えられるということは。日本のお隣には、それができない「人民」が十億人以上も存在しているわけです。


 日本も歴史の転換点ですが、世界各国も同じような状況になっています。


バーナンキFRB議長:刺激策が必要なら「対応の用意」
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aP2vtCwIH_WM
 米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は、景気に失速のリスクが見られた場合には、金融当局は米国債の買い増しを含めさらなる行動を取る用意があると述べた
  議長は13日、下院金融サービス委員会で証言。事前原稿によれば、「このところの景気低迷が予想よりも根強く続き、デフレリスクが再び浮上する可能性は残っており、それは追加の政策支援が必要なことを示唆している」と発言。「経済情勢により金融政策の調整が適切だと考えられる場合は、当局には対応する用意がある」と続けた。 (中略)
           「あらゆる選択肢」
 証言後の質疑応答では、FRBとして「あらゆる選択肢を維持し続ける必要がある」と述べた。 (中略)
           米国債購入第3弾
 選択肢の1つは、過去最低水準の政策金利を据え置き、FRBのバランスシートを過去最大の3兆ドル近くでより長期にわたって維持する方針を示すことだと説明。また別の選択肢として米国債購入計画の第3弾実施、もしくはFRBが現在保有する証券の平均償還年限の延長を挙げた。さらには銀行の超過準備金利の引き下げも考えられると述べた。 (後略)』


 米国債購入第3弾などと、変てこな呼び方をしていますが、要するにQE3、すなわち量的緩和第三弾です。財政出動という手が封じられている以上、アメリカには他に手がないということになります。


 こうなると、日本がまともなデフレ対策を採らない限り、円高は抑制されることはないでしょう。上記のバーナンキ氏の発言等を受け、早くも円は78円台に突入しています。日本円の場合「下がる理由」がどこにも見当たりませんので、円独歩高(今はユーロも上がっていますが)になって当たり前です。


 何となく、この円高こそが、最終的に日本の政治家や国民に「まともなデフレ対策をしろ!」という声を引き起こす決定打になるように思えます。 


 欧州(と言うかユーロ)の方も歴史の転換点を迎えていますが、いよいよギリシャ情勢が「何がなんだか分からない」状況になってきました。


ギリシャは額面の50%で債券を買い戻しも-FTD
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aFibXipG8J8E
 ギリシャは平均で、額面のほぼ50%の価格で債券を買い戻す可能性があると、フィナンシャル・タイムズ・ドイツ版(FTD)がユーロ圏政府が協議した案を引用して報じた。 』


 そりゃあ、デフォルト(債務不履行)です。デフォルトという言葉を使わず、「額面の50%で債権買戻し」など呼ぶのはユーロ・スタイルですか・・・。


 もはやギリシャは、「デフォルトするかどうか」ではなく「どのようにデフォルトさせるか」という段階に至っているわけですね。


ECBがデフォルトで放棄する「最後の貸し手」-ギリシャ中銀頼みか
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aqbUPQ9Bf2lk
 ギリシャがデフォルト(債務不履行)に追い込まれた場合、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は、ギリシャの銀行を支援する手段を同国の中央銀行に依存せざるを得なくなるだろう。 (中略)
 ECBはギリシャの銀行にとって主要な資金供給源となっており、5月は975億ユーロ(約10兆8500億円)と前月の868億ユーロから増加した。 』


 何となく、トリシェ総裁が「もう知らん!」宣言をしたように思えなくもありません。通貨の発行権限などをECBに委譲してしまっているギリシャ中央銀行が「何とかしろ!」と言われて、何とかできるものなのでしょうか。


 ギリシャ中央銀行がユーロと別の通貨、例えば「新ドラクマ」などを発行し、銀行を救済しろということなのでしょうか。ブルームバーグの記事によると、各国中銀の短期資金供給プログラム「緊急流動性支援」を代わりに活用せい、という話のようです。それにしても、「デフォルトした後」に緊急流動性支援を活用したところで、効果を発揮するとはとても思えません。


 もはや、ユーロ諸国やユーロ圏の金融システムはカオス化してしまい、わたくしも追いかけ切れない状況になってきました。



税金を拉致関係団体に寄付した菅直人は許せない!と思われた方は、
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