米Lifehackerの読者から「Android携帯で使うmicro SDカードの種類によって、パフォーマンスは上がったりするのでしょうか?」という質問がありました。SDカードよりも容量の大きいmicro SDカードは、クラスによってパフォーマンスが大きく違うという話もありますが、特定の状況でもそこまで違いはなさそうです。

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 例えば、デジタル一眼レフであれば、メモリーカードのクラスを上げればそれだけ速く撮ることができるので、2回目のシャッターをすぐに切りたい時などはかなり便利です

遅いカードよりも速いカードの方が、高解像度の写真もより速く保存することができます。速いカードを使えば、画像保存のためにカメラが一時停止したり、待ったりする必要が無いので、連続で写真を撮り続けられるわけです。いわゆる普通のAndroid携帯は、メモリーカードに書き込む際に大きく負荷が掛からないようになっており、そこがデジカメとは違います

Android携帯のUSBストレージ機能をよく使う人は、ちょっと事情が変わります。USBストレージとしてパソコンと接続した時に、データを移行するのにカードの能力がフルで使われるのです。よって、より速いカードを使っていれば、データ移行もより速く行えます。Androidをパソコンにつないで、音楽を入れ替えたりするのは月に一度あるかどうかという人には、ほとんど関係のない話です。しかし、定期的にパソコンと接続してデータを移行させる人は、多少高くても速いカードを使うだけの価値はあると思います。

これについて、読者Jeresoさんがコメントをくれました。

Androidユーザーでも、内部のストレージにデータを保存するため、SDカードでアプリを実行するため、『Apps2SD』や『DATA2SD』を使っている人はいると思います。その場合、速いカードを使うと大きく違いが出ます。Apps2SDのヘビーユーザーは、Class 6のカードを使っても損はしないでしょうし、DATA2SDのヘビーユーザーはマストなくらいです。

他にも、Android携帯とSDカードに関してご意見やアイデアがありましたら、ぜひコメントにお願いします!

Matthew Rogers(原文/訳:的野裕子)