情熱大陸への執拗な情熱

毎週日曜日、23時からTBS系列で放送中のドキュメンタリー番組「情熱大陸」。この作品は、日本で最も「情熱大陸」に出たいマンガ家・宮川サトシが、いつか来る“上陸”の日のために送る生活すべてを記録した、実録漫画である。

 

 

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第一部

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    第1話
    重度の「情熱大陸マニア」である漫画家・宮川サトシ。彼の頭の中は、今日も密着取材の妄想でいっぱいだ。しかし、そんな宮川に事件が起こる。次回の情熱大陸ゲストは……同級生!?第1話を読む
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    第2話 「崩落」
    同級生ワタナベの情熱大陸出演を目の当たりにし、嫉妬に狂う宮川。脳裏に蘇るのは、幼き日の記憶。己の原点を探るため、地元で自分と同じようにイラついてる人間がいないか確かめるため、宮川は帰郷を決意する。第2話を読む
  • 第3話 「離陸」
    地元の同級生とワタナベの話に花を咲かせる宮川。しかしワタナベの悪口を共有できる人間は、地元に誰一人存在しなかった。悔しさの全てを本業の漫画にぶつけ、本気で上陸を狙う宮川だったが、その結果は……。第3話を読む
  • 第4話 「対峙」
    情熱大陸から距離を置く「離陸」という生き方を選択した宮川。しかし宮川は、自分と情熱大陸をつなぐ奇妙な因縁の存在に気付く。そして宮川は、ついにワタナベと直接対峙することを決意する。第4話を読む
  • 第5話 「飛翔」
    情熱大陸の出演を経て、ワタナベと自分の間に開いた絶望的な差に打ちひしがれる宮川。しかし彼は長い旅路の果てに、ようやく気付くのだった。自分が今やるべきことに全情熱を注ぐのが、情熱大陸に一番近い道であることを。第5話を読む

第二部

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    第1話
    「情熱大陸に出たい」という一心で描き上げた漫画がネットでそこそこ注目を浴びた宮川は、「情熱大陸に出たい人」というポジションを築けたことにある程度の満足感を味わっていた。そんなある日、宮川の元に一本の電話がかかってくる。第1話を読む
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    第2話
    宮川にかかってきた電話、それは「フジテレビ系列のドキュメンタリー番組、『ザ・ノンフィクション』を制作している人間に会ってみないか?」 という誘いだった。一向に距離が縮まらない情熱大陸との関係を清算する時が、宮川に迫っていた。第2話を読む
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    第3話
    すっかりザ・ノンフィクション派になって打ち合わせ場所に向かった宮川の前に、「ノン」のディレクターが現れる。熱っぽくアピールを繰り広げる宮川に男が言った、「光が弱すぎる」という言葉の意味とは?第3話を読む

外伝

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    企画をパクられてたのかもしれない夜
    「アメトーーク 情熱大陸出たい芸人」を見た、情熱大陸に出たい男の心情がここにある。第1話を読む

ライタープロフィール

宮川サトシエッセイ漫画とかギャグ漫画を描いています、ご先祖さまのお力をお借りして。twitter

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