コンクリートファイブジャパンは2012年8月21日、オープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)「concrete5」のサポートを提供する会社「コンクリートファイブジャパン」を設立したと発表した。concrete5 ローカライズチームのプロジェクトリーダーらが参加している。

 concrete5は、米Concrete CMSが開発し、オープンソースソフトウエア(OSS)として公開しているCMS。世界で25万サイト以上に導入されているという。コンクリートファイブジャパンによれば、日本国内でも大手企業のWebサイトへの導入例が増加しつつあるという。

 コンクリートファイブジャパンは、Webディレクターの菱川拓郎氏が 代表取締役社長、concrete5 ローカライズチーム プロジェクトリーダーの上野勝之氏、下北沢オープンソースカフェのオーナーでオープンビジネスソフトウェア協会 会長 河村奨氏、クロスキューブ 代表取締役 佐々木多生氏が取締役を務める。

 本社は東京のコワーキングスペースである下北沢オープンソースカフェ内に置く。メンバーは、国内各地に散らばる事務所やそれぞれの地域のコワーキングスペースで仕事を行う。「地域に合わせたサポート体制を国内各地に、さらにアジアに構築するために、場所にとらわれない成長を目指す」(コンクリートファイブジャパン)としている。