08 June, 2011

ある投資銀行が作成した海外ネット企業1,240社まとめが素晴らしい件





見た瞬間は「これはヤバいものを見た!」と感じたのでご紹介。これだけ全体感のある形のまとめはなかなかないと思います。

Wall Street Journalに掲載されていたブティック系LUMA Partnersが作成したビジュアルなのですが、ネット企業1,240社を6つのカテゴリーに分け、企業側から顧客側へ左から右に流れるように、サブカテゴリーに分けながらマッピングしてくれています。

カテゴリーはモバイル、検索、コマース、動画、ディスプレイ、ソーシャルの6つ。


早速以下からちょっとずつ解説をば。

まずはモバイル。下部にGPS機能を活用したFoursquare等位置情報系サービス、上部にAdmob等のモバイル広告企業、右中部のモバイル決済カテゴリーにはSquareのロゴも。




続いて、検索。検索系代理店を買った影響か代理店には電通のロゴも。検索エンジンのサブカテゴリーにはソーシャル検索のはしり、blekkoもしっかり入っています。




3つ目はコマース系。知らないことばかりで驚いたのですが。Daily Deal系とFlash Marketing系の加熱っぷりりが明示されています。(両者の厳密な違いってなんなんでしょう?)
ここの盛り上がりはアグリケーション系に伝播しそう。
それに比べると、ソーシャルコマース系はまだまだ少数。アメリカには価格.comみたいなのない的な話を以前どこかで聞いたのですが、しっかりある模様です。




4つ目は動画系。左半分はあまり分からず。。動画広告系企業も結構ある模様です。




5つ目、ディスプレイ。正直よく分かりません。




ラスト、ソーシャル系。さすがにほとんどのサブカテゴリーを理解。ただ結構ぬけもれがありました。しっかりやらねば。




勉強不足が明らかになったわけですが、やはりこれだけ網羅感があるビジュアルは貴重なのでご紹介しました。あの分野のプレーヤーってどこがあったっけ、など困ったときに活躍してくれることを期待。

夏にはゲーム版も出るとのことなので続報が楽しみ:)


ちなみに前後の文脈も含めたSlideshareは以下からどうぞ。




【参考】
Online Ads: Where 1,240 Companies Fit In - Digits - WSJ



※こちらの記事はTMHブログポータル(http://www.tribalmedia.co.jp/blog/)の方にも転載いただいております!
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