IT・ソフト、目立つ弱さ 日本企業の退潮鮮明
産業機械・インフラは強み
世界シェアの数字が浮き彫りにする日本企業の現状は今回も厳しいものだった。日本勢が強いのはカメラのような精密機械やNC装置などが中心。自動車は世界上位にトヨタ自動車と日産自動車・仏ルノー連合がランクインし、存在感はまだまだ大きいが、クルマと並ぶ基幹産業だったエレクトロニクスは残念ながら退潮が続く。薄型テレビでは韓国のサムスン電子、LG電子の2強に水をあけられ、スマホを含む携帯電話では上位5社に日本...
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