ノマドワークスタイルの具体例や方法について、過去にもライフハッカーでは何度も紹介して参りました(その1その2その3その4その5)が、「ノマドスタイルワーカーは仕事のできる人」である、という調査結果がありましたので、ご紹介します。

 知識経営コンサルティング「KDI」の記事によると、「人との対話の多さ」と「自律性や自由度の高さ」の2軸で4つに分類したタイプのうち、いろいろなところに出向く「ノマド型」について、次のように指摘されています。

ノマド型は、本拠地以外の場所で仕事をする割合が高く、対話をしながら3、4人で業務を行なうことが多いという結果が出ています。調査企業において、高いパフォーマンスを上げている人は、ことごとくこのノマド型でした。この結果は、必ずしも営業分野に限ったことではなく、職種やポジションにかかわらず、仕事のできる人には、みな同様の傾向が見られました

ノマド型の特徴は、自分のビジョンを持って仕事をしている点です。必要と思えば上司の意見に反する行動も辞さず、仕事の目標や方法をより上位の目標に照らして常に問い直す努力をし、クリエイティブ・ルーチンを自分の行動指針にしている人が多いといえます。また、ノマド型の人材は、自由な討議によって対話のアイデアを生みだしています。例えば、お客さまと直接接して課題を引き出したり、上司や部下、同僚と業務を離れた交流を深めて、問題点を把握するという形です。

組織を効率的に動かす人間関係を「ソーシャル・キャピタル」と呼びますが、ノマド型人材は、その構築に長けているといえます。豊かな知を生みだしていくためには、社会から知を取り込んでいかなくてはなりません。社内に自分の知識を交換するコミュニティを持っているか、また社外に知識を核とするコミュニティがあるかどうか、知を創造し組織を動かすには、ノマド型のワークスタイルが求められているのです。

この記事は2003年のもので、当時は、モバイルブロードバンドが発達しているとは言えない状況で、モバイルPCの選択肢も、現在に比べればかなり限られていました。

でもいまなら高速モバイル通信は当たり前に。そして持ち運びに適し、なおかつパワーも兼ね備えたPCが手軽に手に入るようになりました。たとえばデルの「Latitude E4310」はインテル® Core™ i3を搭載(ベーシックモデル)し、万が一、PCを落下したときもHDDを守るフリーフォールセンサーを標準搭載。また標準で大容量バッテリも搭載し、本拠地以外で仕事をするノマドワークスタイルにピッタリ。

ノマドワークスタイルを妨げているのは、実は仕事内容や会社の問題ではなく、「持ち運べて、しかもパワフル」なノートPCが手元にないという、物理的な理由なのかもしれません。逆に言えば、それに耐えうるノートPCがあれば、自然とノマドスタイルに移行できるのかもしれません。

今回紹介した、デルの法人向け製品Latitude E4310」も、インフォバーンの仕事力UPストーリーのサイトでご紹介中。もちろん前回同様、毎週1名様にデル製品プレゼントのほかに、RTが増えれば増えるほど割引率がアップして、最大10%オフになるクーポンの抽選(50名様に当たる!)も開催中ですよ。

SSD搭載モデルへのカスタマイズも可能ですので、カスタマイズの相談は「デルオンラインチャット」でどうぞ。チャット実例はネタ元にも掲載してますので、合わせてどうぞ。

ナレッジ経営の次世代 「人とコミュニティ」[X-Direct]

プロジェクトDELL 仕事力UPストーリーvol.02 取材編