そして、そんなイカした姿を見せつけるのは人間だけではないようだ。猫のDJプレイを見てみたくないか? 株式会社DMRが、11月より猫用のターンテーブルを発売しているのだ。……というか、それに見せかけた爪とぎ。
もう、四の五の言わずに画像をご覧いただきたい。ニャンちゃんがスクラッチしているように見えないだろうか。レコード盤を「キュッキュ、キュキュキュッ」とプレイしているように見せかけて、本当は爪とぎをしている。
そして、このターンテーブルの細部も見逃せない。何か、シールが貼ってある。
そして、ニャンちゃんに気兼ねなく楽しんでもらいたいがゆえに、この機器は金属が一切使われていないそう。ダンボールと木の安心素材のみで出来上がっている。
そしてレコードを乗っけて、クルクル回る部分。ここが、肝だ。
「ここは、堅めの爪とぎ用段ボールになっています」(同社・担当者)
またアームの部分は木でできており、かじったりしても大丈夫。安全第一のDJブースである。
ただ、一つだけ疑問がある。そんなに上手いこと、猫はDJブースにやってきてくれるのだろうか。
「今、その動画を当社でも募集しているんです……」(担当者)
もし、このターンテーブルでDJらしい振る舞いをするニャンちゃんの姿を撮影できたならば、そのYouTube動画のURLを同社に送ってあげてほしい。それは、そのまま同社オンラインショップ商品ページの関連動画として表示されるそうだ。
ところで、このターンテーブルが売れている。
「当初は30個くらいしか用意していなかったのですが、反響が予想以上で一度はスグに完売してしまいました」(担当者)
世の中には、ダンスミュージック好き兼ニャンちゃん好きが多かった模様。猫のDJプレイで、いつか私も踊ってみたい。
(寺西ジャジューカ)