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現代の少年少女の犯した若気の至りはその後一生ついてまわる

by massimo ankor

現在Telegraphの開催しているHay Festival 2013ではさまざまな講演が行われていますが、Googleの元CEOであるエリック・シュミット氏はこの講演で「現在の若い世代は自分の犯した『若気の至り』がオンライン上に全て記録されるため、それらを一生背負って生きていかねばならない」と語りました。

Hay Festival 2013: Teenagers' mistakes will stay with them forever, warns Google chief Eric Schmidt - Telegraph
http://www.telegraph.co.uk/technology/eric-schmidt/10080596/Hay-Festival-2013-Teenagers-mistakes-will-stay-with-them-forever-warns-Google-chief-Eric-Schmidt.html


「我々は写真など個人における全ての行動を記録された世代というものを経験したことがありませんでした」とシュミット氏。これまで社会は道を踏み外したティーンエイジャーを罰したり、過ちを許して成長させたりと、対処する方法を持っていました。彼らを過ちから立ち直らせることで立派な大人を育てていたのです。しかし、現在のティーンエイジャーは今やオンライン上では大人の世界と同様に扱われ、若気の至りに一生悩まされることになっている、とのこと。「人生には存在しないほうがいいという状況もあります。特に、ティーンエイジャーの場合はそうです」と語りました。また、親が子どもの名前を決める前に子どもの超音波写真をインターネット上に投稿するといった個人情報のシェアなども度を超していると示唆しています。

by Pomeroy Gigantic

より大きな範囲の話になると、Googleが個人情報を閲覧していると指摘する動きに関して、Googleは過激な素材を理由にアクセス制限をかかえる場合を除き、インターネット上のメッセージやムービーを検閲する計画を立てていなかったことにも言及しました。

by Cristian Balan

なお、2011年11月にはフランスの女性がGoogleに対して「過去の写真の消去」を請求して勝訴したことを契機に「忘れられる権利」というものも主張され議論されるようになってきています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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