いわゆるCMBの啓蒙書である。あくまで一般向けであるから、専門レベルで詳細を知りたいという人には勧められない。
天文学といえば望遠鏡で観測しているだけかと思うかもしれないが、20世紀後半以降、WW2や宇宙開発などによるスピンオフ技術で電波からガンマ線まであらゆる波長の電磁波も観測するようになった。
そこで偶然、ビッグバン直後に放出されたのがCMBであり、これがどうやって発見されたとか、そもそもビッグバンとは?レベルから一般向けレベルで解説されている話である。
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宇宙誕生 原初の光を探して (筑摩選書 15) 単行本 – 2011/4/15
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購入オプションとあわせ買い
二〇世紀末、人類はついに宇宙誕生の証、ビッグバンの残光を発見した。劇的な発見からもたらされた驚くべき宇宙の真実とは──。宇宙のしくみと存在の謎に迫る。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2011/4/15
- ISBN-104480015183
- ISBN-13978-4480015181
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2011/4/15)
- 発売日 : 2011/4/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 288ページ
- ISBN-10 : 4480015183
- ISBN-13 : 978-4480015181
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,272,377位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2016年11月10日に日本でレビュー済み
私は著者の「僕らは星のかけら」(星と人間との関係を平易に説明した好著)及び「量子論で宇宙がわかる」(特に前者)を読んで、著者のファンとなった。本著の出版は両者の前で、「ビッグバンの残光(宇宙背景放射)」発見をテーマとしている。ただし、ドーキンス流の科学啓蒙書でもなければ、宇宙論・素粒子論の解説書でもなく、「宇宙背景放射」発見に纏わる"人間ドラマ"に焦点を当てている点が特徴である。
ハッブルの"宇宙膨張"観測に始まって、アインシュタインが「静的宇宙」に拘り、自身の相対性理論中にハッキリ見えていた筈の「ビッグバン理論」に気付かなかった事、やがて"宇宙膨張"観測の理論的帰結から、時を遡れば「ビッグバン理論」に辿り着く事が、他の科学者達のエピソードも含めて語られる。これらに"人間ドラマ"が織り込まれている点は勿論であり、読み物として面白い。しかし、科学としてはその「理論」を証明する「宇宙背景放射」の観測が必須である。ここで、「宇宙背景放射」発見の難しさが説明される。その信号は極めて微細なので、本著中でも出て来るが、他の信号と区別するためには"鳩の糞"さえ気付かう必要があるとは感心した。そして、その"鳩の糞"を気にしながらの偶然とも言える二人の科学者による「宇宙背景放射」の観測が本著のハイライトの一つである。しかし、彼らの観測は1回だけである上に、地球上での観測には(色々な電波が飛び交っているので)限界がある。ここからが本著の本当のハイライトで、NASAの協力を得て、COBE(宇宙背景放射探査衛星)という人工衛星を用いて「宇宙背景放射」の観測に成功した事が熱意を持って語られる。その中では、観測チームの一人が「『神の顔』を見た」という発言を行なって物議を醸したというエピソードが印象に残った。
その後、COBEによる観測の意義として、ビッグバン放射の不均一性、ダークマター、インフレーション理論、ビッグクランチ、ダークエネルギー(アインシュタインが生涯最大のヘマと嘆息した「宇宙定数」が生きた)、あるいは今後の宇宙論の俯瞰等が語られる。私の様な素人(恥ずかしながら、ビッグバン当時に出来た元素が水素とヘリウムだけだった事を本著で初めて知った(残りの元素は恒星中で作られた由))でも親しみながら読める「僕らは星のかけら」同様の好著だと思った。
ハッブルの"宇宙膨張"観測に始まって、アインシュタインが「静的宇宙」に拘り、自身の相対性理論中にハッキリ見えていた筈の「ビッグバン理論」に気付かなかった事、やがて"宇宙膨張"観測の理論的帰結から、時を遡れば「ビッグバン理論」に辿り着く事が、他の科学者達のエピソードも含めて語られる。これらに"人間ドラマ"が織り込まれている点は勿論であり、読み物として面白い。しかし、科学としてはその「理論」を証明する「宇宙背景放射」の観測が必須である。ここで、「宇宙背景放射」発見の難しさが説明される。その信号は極めて微細なので、本著中でも出て来るが、他の信号と区別するためには"鳩の糞"さえ気付かう必要があるとは感心した。そして、その"鳩の糞"を気にしながらの偶然とも言える二人の科学者による「宇宙背景放射」の観測が本著のハイライトの一つである。しかし、彼らの観測は1回だけである上に、地球上での観測には(色々な電波が飛び交っているので)限界がある。ここからが本著の本当のハイライトで、NASAの協力を得て、COBE(宇宙背景放射探査衛星)という人工衛星を用いて「宇宙背景放射」の観測に成功した事が熱意を持って語られる。その中では、観測チームの一人が「『神の顔』を見た」という発言を行なって物議を醸したというエピソードが印象に残った。
その後、COBEによる観測の意義として、ビッグバン放射の不均一性、ダークマター、インフレーション理論、ビッグクランチ、ダークエネルギー(アインシュタインが生涯最大のヘマと嘆息した「宇宙定数」が生きた)、あるいは今後の宇宙論の俯瞰等が語られる。私の様な素人(恥ずかしながら、ビッグバン当時に出来た元素が水素とヘリウムだけだった事を本著で初めて知った(残りの元素は恒星中で作られた由))でも親しみながら読める「僕らは星のかけら」同様の好著だと思った。
2011年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ホーキングを含め 宇宙科学者が哲学の分野にどんどん入り込んでいくのを感じます
2012年1月2日に日本でレビュー済み
宇宙背景放射を予測し確認した科学者達の紆余曲折記録です。
「宇宙背景放射とはどういうモノでどういう意味を持つのか」を知りたい方にはお勧めできません。
「宇宙背景放射を科学者がどのようにして探求していったか」を知りたい方にはお勧めできると思います。
「宇宙背景放射とはどういうモノでどういう意味を持つのか」を知りたい方にはお勧めできません。
「宇宙背景放射を科学者がどのようにして探求していったか」を知りたい方にはお勧めできると思います。
2011年6月23日に日本でレビュー済み
立花隆氏の書評を読んで本屋で買いました。黒体輻射(原理が全く分からないが)に魅せられて読んでいくうち衛星搭載の天体望遠鏡COBEの開発にまつわる話に引きつりこまれていった。これは技術者の苦闘の話ですが、ニューメキシコの空のようにからっとしているが良かった。
後半はCOBEの観測をもたらす意味合いを足早に紹介し、インフレーション宇宙、ダークマター、果たして宇宙のひもなどエクソーチクな名前が出てきて、興味がある読者はそれを先に進むでしょう。
私はというと電波というものをより知りたくて電波の解説書をAmazonで求めた。
後半はCOBEの観測をもたらす意味合いを足早に紹介し、インフレーション宇宙、ダークマター、果たして宇宙のひもなどエクソーチクな名前が出てきて、興味がある読者はそれを先に進むでしょう。
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