前作の反省を踏まえ、魅せる映画に昇華させた「アウトロー2」 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

前作の反省を踏まえ、魅せる映画に昇華させた「アウトロー2」

日曜日、トム・クルーズ主演の「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」を見た。
トム・クルーズが元軍人の流れ者を演じた「アウトロー」の続編で、
監督に「ラストサムライ」でトム・クルーズと組んだエドワード・ズウィックを迎え、
前作の反省を踏まえた構成にさすがって思ったわ。

米軍の優秀な秘密捜査官だったが、今は流れ者のジャック・リーチャー。
冒頭から田舎町のダイナーでありえへんくらいの展開を繰り出したかと思ったら、
これは序の口。
ここから自分をめぐる陰謀を察知し、元同僚であったターナー少佐を訪ねるが、
彼女がスパイ容疑を掛けられて逮捕されたことを知る。
ターナーを救い出して共に事態の真相を追ううちに、軍内部のタブーに抵触する事態へ。

アフガンで射殺された部下2名の死の真相。
アウトローのジャックが知らなかった隠し子の存在。
軍事ビジネスの闇。

トム・クルーズのアクションだけでは計り知れない「凄み」が、
この1本に凝縮されたって感じやな。
アクション映画は主人公がただ激しく動き回るだけじゃダメ。
流れが大事ってことが、「ミッション:インポッシブル」シリーズしかり、
「アウトロー」しかりってことやな。

今のトム・クルーズにとって、ジャック・リーチャーは年相応。
あの年齢でイーサン・ハントを演じるなんて限界でしょうね。



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