●往生際の悪い方とは自分の度量を知った上で簡単に諦めない努力の方 | webを活用した販売促進を福岡からサポート|webマーケティング実践ブログ

●往生際の悪い方とは自分の度量を知った上で簡単に諦めない努力の方

天才ボクサーと謳われた市原隼人が(役目は忘れました)はじめて試合に負けて、ボクシング部を去った際に、担当顧問の香椎由宇さん(役目は忘れました)が筧利夫(役目は忘れました)にこう尋ねます

「なぜ市原隼人はあんなに才能があるのに、辞めたのか?勿体無い」(こんな感じのセリフ)

それに対する筧利夫のセリフ

「才能があるから簡単に辞められるんですよ。才能のない人間はこれでもこれでもかと頑張ってはいつくばって努力してようやく手に入れる事が出来た場合、それをそう簡単には手放せないですよ。」(こんな感じのセリフ)

凄く分かる。要は努力でのし上がった人間は、時に往生際が悪いと思われる事が多い要因はこういう事じゃないかとも思う。(本質的に)

かつて天才ボクサーと謳われた 辰吉丈一郎も、昔は「1回負けたらボクシングは辞める」と公言していた。しかし彼は未だに現役ボクサーだ(日本のルール上、日本でのライセンスはないが)

要は、辰吉とは、努力の天才だと言う証明でもある。まだまだそう簡単にボクシングを手放せないわけであり、その行動は即ち努力量と何かしらの比例を証明しているのではないだろうか

サッカーのカズにしても同じだと思いますし、野球の工藤に関しても同じだと思う。共通点は、ここで挙げた3人は、全盛と呼ばれていた時代、「天才」と賞賛された面々でもある。

引き際の美学とは全く正反対の論理であるかも知れませんが、私は引き際の美学を超越した努力を重ねるかたを、スポーツ選手に留まらずにいつまでも応援したい。



そして最後に、これらはビジネスにおいても同等の事が言える。福岡に目を向ければ、多くの飲食店が潰れては、また新しく出来ている特に、企業体を持たない個人経営のお店などは、圧倒的に潰れる方に位置する

潰すと言う決断を否定するわけでも何でもない。潰す事で新しい道を選択する事も1つの可能性である。

但し1つだけ考えなければならないのは

「潰れる前にもっと努力すべきだった」そんな事を自分で感じる余地があるか、ないかである。それらを考えて新しいスタートをきって欲しいと心から願う。私は様々な福岡の経営者を心より応援したい。まだまだ勝負はこれからなのだから・・・・・