【四川料理 レシピ】吠える唐辛子と花椒!激辛、唐辛子の骨付き鶏炒め(家常辣子鶏) | 四川料理修行の巻

【四川料理 レシピ】吠える唐辛子と花椒!激辛、唐辛子の骨付き鶏炒め(家常辣子鶏)

激辛★★★★☆

四川料理修行の巻


大好きな四川料理ベスト5にランクインする「辣子鶏」を作ってみました。
この料理は本場の場合、肉1に対し、唐辛子9というありえない比率の料理です。


その唐辛子の比率の多さで、見た目のエンターテイメント性香りを楽しみ
箸で肉を探すという、冒険的であり乙な料理です。


四川人の中でも一番好きな料理は「辣子鶏」だ!!という人もいるぐらいなので、
これは四川文化圏一帯のソウルフードと言っても過言ではないと思います。


今日は家常(家庭的)な辣子鶏を作ってみました。
※家庭的というのは肉が多いということです。。

今日はこいつとギネスで乾杯だ!!



四川料理修行の巻

四川料理修行の巻


材料 :骨付きもも肉(1本)、葱(1本)、生姜(5片ぐらい)、ニンニク(4つ)、
香辛料:干唐辛子(30本ぐらい)、花椒(大さじ1+1/2)
肉下ごしらえ:酒(大さじ1)、醤油(大さじ1+1/2)、みりん(小さじ1)
仕上げ:胡麻(大さじ1)



四川料理修行の巻


①骨付きもも肉を切る。
普通に中華包丁で骨を切ると刃が死んでしまうので、
包丁を裏にして、思いっきり振りおろして、骨を砕きます。
あとはできるだけ小さく切ります。


②肉を仕込む
上記【肉下ごしらえ】を入れて混ぜる。
20分間放置し、味をしみこませる(長い時間であればなおよし)。


四川料理修行の巻

③材料を切る
唐辛子は二等分にする。種も使うので、捨てないこと。
小さい唐辛子はそのまま使う。

ニンニクは包丁の裏で潰して芽を除き、スライスする。
葱はぶつ切りにしておく。


四川料理修行の巻


④肉を炒める
強火でフライパンを熱し、煙が出てきたら、油をしいて、フライパンに油のまくを作る。
骨付きもも肉を炒める。水分がでて、色が変わってくる。
しっかり油が出つくしたら、皿に移す。


四川料理修行の巻

⑤仕上げ
大目の油(大さじ3)をしいて、弱火でニンニク、生姜をいれて香りを出す。
唐辛子を入れ、花椒も入れてじっくり油に香りと辛みをしみこませる。
油が色ついてきたら(香りがしっかりしてきたら)
ここからは強火で肉、葱を入れて油にからませる。
葱がしなってきたら、胡麻を入れて全体にからませて完成!!


四川料理修行の巻

材料さえあれば、意外に簡単!!
見た目より辛くないです、ただ唐辛子、花椒をたべるとガツンと辛さしびれが来ます。



四川料理修行の巻



四川料理修行の巻

※唐辛子の種は辛いので捨てずに使いましょう。
※本場では鶏肉はカリッと素揚げします。



=============================================================
残った唐辛子の活用
=============================================================

毎回思うんだけど「辣子鶏」では大量の唐辛子を消費する。
日本人が使用する一年間分?の唐辛子を一品で消費します。


今回は自分で消費する分なので、この余った唐辛子を使って
ハスの甘辛炒め(糖酢藕丁)を作ってみました。



四川料理修行の巻


うん、、若干香りは落ちたが、辛いし、うまいではないか!!
食べ終わり、すぐ使う分ぐらいであれば、もう一品ぐらいいけそうです。


ハスの甘辛炒め(糖酢藕丁)の味付けは作り方は、基本的に辣子鶏と同じで
最後に以下の味付けをするだけです。
・醤油(大さじ1)
・みりん(大さじ2)
・黒酢(大さじ1)