@nuenoana

鵺の穴

毎日毎日死んでしまいたいです。でも死ぬのが怖くて生きてます。子供が起きている間は子供を愛おしく思うのですが、子供が寝ていたり、一人で家事をしている間は子供への憎しみが湧き上がってきます。こいつさえいなければ、と思います。でもそれは本当は夫やその家族、自分自身への憎しみであり子供に向けるべきでないものだと理解もしています。毎日毎日死にたい。来世は飯島さんかカワウソさんになりたい。表面しか見ていないのにそんなこと思ってはいけないのもわかっています。私が間違っていることも私が悪いことも全部わかっています。でもこれからどうやって生きていけばいいのかがわかりません。でも死ぬ勇気すらないのです。

カワウソの母は若い時ずっと児童福祉関係の仕事をしていて、愛情深く、楽天家で、行動力がある人です。子供の世話をしまくっていたので、出産前から子育てに自信を持っていたようでした。
何より母は超能力者だった。そんなもんあるかよと思われるかもしれませんが、珍しくないのです。家族が何もしなくてもテーブルに食事が現れ、食べ終えると皿が消え、散らかしたはずの部屋はいつも綺麗で、ゴミはテーブルに置いておくと消え、説明しなくても父の考えを読み取る。そういう能力です。
SF作品でのお約束は、超能力を使いすぎると鼻血が出て脳の血管がボロボロになって切れて死んだりするんですけど、母もやはり超能力を使いすぎたのだと思います。
いつだったか、限界が来た母がしばらく家出して、寂しくて夜中にシクシク泣いた記憶があります。思春期には酷く怒鳴られたこともあった気がします。
でも今になって思うのは、母が我慢し続ける人じゃなくてよかったなあということです。感情的でびっくりすることもありますが、そうやってこまめに発散できる人でなかったら、もっと酷い未来もあったんじゃないかと思えるのです。
それに「お母さん」という人格が強すぎて、本来の彼女がどういう人間だったのか考えたことがなかったように思います。母は昔人気のあったアイドルと同じ名前で、若い時はすごくスレンダーで、フワフワした髪で、瞳に力があって、魅力的な女の子だったみたいです。昔から「お母さん」だったわけじゃない。
今は超能力を捨て、またご機嫌で暮らしている母ですが、多分、かつては家族や子供のことが憎くなったり、もう全部嫌いだった時期があったんじゃないかなぁと思います。でも子供として、それを酷いとかは全然思いません。なんて偉い親だろうかと思います。
その母にこの件を相談したのですが、「ショートステイ・トワイライトステイ」といった、児童養護施設での一時預かり制度を教えてくれました。これは京都の制度ですが、あなたの暮らす地域でも同じような取り組みがあるのではないでしょうか?少しの時間、普通の女の子に戻りませんか。
死にたい気分になるのも、それ自体を悪いことだと考えなくて良いと思います。どういう気分で過ごしていてもいいので、少しずつガス抜きを進めて、超能力を捨てて、普通の人間に戻りませんか。
常にダブルピースで箸も持ちづらい程のカワウソですが、それなりに死のうかな〜みたいな時期もあって、死ぬかわりにめちゃくちゃ雑に生き始めたら底辺でも平気だし何食ってもウマイしラッキーみたいな感じです。「自殺はあなたを愛する人だけを傷つける」という言葉が最近読んだ中で一番しっくりきているんですけど、思うだけに止めず実際死ぬのはとにかく最悪です。
本当はもっともっとあなたにかけたい言葉がありますが、あなたが勇気を出すなら、ちゃんとした母でいなければ、という虚像を捨てる勇気を持ってください。
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Latest answers from 鵺の穴

鵺の穴が始まってみて予想外に面白かったと感じたことはなにかありますか?回答者が匿名だからこその刺激的なやりとりをいつも楽しみにしてます。

ありがとう。沢山質問が来て楽しかった。他の鵺の回答を読むのが面白かった。鵺の穴には愛と暴力、弱さと強さ、無数の人生がある。鵺は穴の中からあなた方を見ている。穴の外を知らない妖怪の戯れ言を聞いてくれて嬉しかった。鵺と過ごした20日間のことを覚えていてくれてもいいし、忘れてくれてもいい。鵺は何もかも忘れてしまうだろうけど。

友人とのお金の貸し借りで質問した者です。 友達とお金がらみでがたがたしているとは、自分が情けなくて誰にも話せずにいました。 完全なる債権者になるか、馬鹿なお人好しになるか毎日悩んでいたのですが、鵺の穴さんにお話を聞いていただけて心が軽くなりました。 本当にありがとうございました。

ええねんで

鵺のみなさま、楽しい回答ありがとうございます。唐突ですがサーカスには好きですか?

小さい頃、祖父母の家から歩いて少しの所にあるショッピングモールに1人で出かけたことがある。広場にステージが設けられ、ボリショイサーカスが大型公演の宣伝ついでに無料で手品や皿回しを見せていた。
演目の開始前に司会のお姉さんが「ロシア語で“素晴らしい”は“〇〇”と言います。ステージが上手くできたら、ぜひ皆さんも呼びかけてくださいね」と話してくれたのだが、何と言ったのか忘れてしまった。
椅子に腰かけて演目を見ていると、みんな上手で楽しいので、あの言葉を言ってあげたいのだが、思い出せない。仕方ないのでステージの裏まで歩いてゆき、司会のお姉さんを見つけて聞いてみると「“ハラショー”よ!」と教えてくれたので、その後は何度もステージに向かって「ハラショー!」と叫んだ。風が強く、お猿が全然ボールを取れない時にも「ハラショー!」と声をかけた。猿回しのおじさんは大笑いして「ハラショー!ハラショー!」と呟きながら演目を続けていた。
そろそろ終わりという頃に、司会のお姉さんが姿勢を低くしてこちらへやってきて、話しかけてきた。「あのね、次の演目で終わりなんだけど、終わったら声をかけるから、ステージで一緒に“ハラショー!”って言ってくれる?」
ハイ、と返事をした。終演後、お姉さんは本当にこちらへ向かって呼びかけてくれた。階段を駆け上がり、ステージに立って、手品師やダンサー、猿回しのおじさんに迎えられ、一緒に観客席へ向かって「ハラショー!」と叫んだ。
その後はまた歩いて祖父母の家に戻り、サーカスのステージに立ったと話した。両親もみんな驚いていた。そんな訳で、ほんの少しの間、サーカス団の一員になったことがある。

両親が長年不仲で家の居心地が悪く、大学進学を機に昨年実家を出ました。親のことは好き嫌いではなく割り切って考えようとしているのですが、もし私が何か行動していれば両親の関係は少しは良くなっていたのでは という後悔か罪悪感のような気持ちに頻繁になります。実際私は実家にいた頃、何かしても悪くなるだけだと思い、黙って現状維持することばかり考えていました。この感情とどう向き合えばよいのかわかりません。他人だと完全に割り切れていればこういった気持ちにはならないのでしょうか。自分の中で解決するものなのか、あるいは今からでも両親と話をするべきでしょうか。どう思われますか?

鵺は他人事なので何とも思わないけど、話したければ話してくればいい。何十年も後悔し続けるようなことなら両親が死ねば一生ものの後悔になる。何もしなくても後悔するなら行動しての後悔にすればいい。

鵺の皆さまこんにちは!いつも鵺さんのツイッターを楽しみにしています。 バイトについて少しご意見を頂きたいのです。 今飲食店でバイトを始めて1年半経ちました。少しは慣れてきたのですが、2つ3つ用事を言われるとふと注文を忘れたり、忙しい時パニックになったりします。 自分なりに考えて飲食は向いてないと思い、辞めたいと店長に伝えたところ、「1年半で物事を決めるな。5年後10年後を考えろ。今辞めて後悔しないはずがない。人手も足りないし、代わりの人を見つけてこないとみんなが迷惑すること分かってる?」と言われました。 そこで質問なのですが、一つの物事について1年半で向き不向きを判断するのは早いのでしょうか?

あやの
もう答えは出てると思うから明言はしないけどね。人間というのは立場で話す内容が正反対になる。あなたが店長で人手が足りていない場合は戦力として多少頼りなくてもスタッフが辞めるとなれば無茶苦茶な理由で引きとめにかかるでしょう。今の店長もただ自分の職務をやっているだけで口から出てくる言葉に意味はありません。辞めたきゃ辞めればいいんです。それがバイトの立場なんですから。

鵺さんの出生エピソードを教えてください

生まれることと死ぬことは特別なことではない。何もない。

鵺の皆さまの回答を見た友人が「マツコ&有吉の怒り新党みたい...」と言ってました。たぶん褒め言葉です。 宗教法人がダメなら新党を旗揚げするのはどうでしょうか?

こんな奴らに政策を決めさせていいわけないだろ!政治家になってもヤミ献金もらいまくって一瞬で引退するわ!

あんころ餅とあべかわ餅、どちらが好きですか?

どちらも餅だなぁ、という印象。

最近買ってよかったと思ったものは何ですか?

横浜喜久家のラムボール。ケーキ生地にラム酒漬けのレーズンやナッツを混ぜ込み寝かせて、チョコレートで包んである甘い玉。酒とチョコレートの官能菓子。素晴らしかった。

Language: English