Facebook、Pinterest風の「Collections」機能をテスト開始--Eコマース事業の強化を図る

Paul Sloan (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年10月09日 09時11分

 Facebookは、Pinterestに非常によく似た機能の提供によって、Eコマース事業へのさらなる進出を図っている。

 同社は米国時間10月8日、「Collections」という機能を提供開始する。ブランドやEコマースサイトが製品の画像をFacebookユーザーに提供し、クリック操作でユーザーに製品を購入してもらうための機能だ。購入機能はまだFacebook上では提供されていないが、Collectionsは新しいタイプの「Facebook Page」投稿である。


Pottery BarnはCollectionsのテストに参加するパートナー企業の1社。
提供:Facebook

 今回のテストは、Facebookの全米のユーザーを対象にする。同社は現時点でPottery Barn、Wayfair、Victoria's Secret、Michael Kors、Neiman Marcus、Smith Optics、Fab.comの7社の小売パートナーと提携している。

 使い方は次の通り。Pottery Barnの「ファン」のニュースフィードには、Pottery Barnの製品画像が表示される。画像は、ただのスタティックな画像ではない。ユーザーはその画像に対し、「collect」「want」「like」の操作をすることができる(Facebookは3つすべての動作をテストしている)。またコメント欄も存在する。

 「collect」「want」「like」を押したときに得られる結果は異なる。「collect」または「like」を選択した製品は、ユーザーの「Timeline」の「products」という部分に表示される。「want」をクリックした場合は、その製品はユーザーの「Wishlist」に表示される。

 Facebookの広報担当者は、Collectionsはブランドが自社製品を宣伝するのを支援する、理に適ったステップであると述べている。

 企業がFacebook Pageに写真アルバムを作成して、自社製品の情報を共有しているのをこれまでよく目にしてきた。われわれは8日、Collectionsと呼ばれる機能によって、一部の企業が自社製品の情報を共有できる小規模なテストを開始する。Collectionsは、ニュースフィードに表示され、ユーザーはこれらのコレクションを操作したり、興味を持ったものを友人と共有したりすることができる。クリックによって、Facebookの外部でこれらの製品を購入することもできる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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