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「World of Tanks」が100万アカウントを達成し,ロシア語圏の正式サービスも好調。世界中の戦車好きが大集合している予感
全世界の戦車ファンが注目するオンラインアクションゲーム,「World of Tanks」の開発およびサービスを行っているWargaming.netは現地時間の1月6日,プレスリリースを発行し,北米と欧州,そしてロシア語圏を合わせたアカウント登録数が100万に達したことを明らかにした。合わせて,2011年1月5日に正式にローンチされたロシア語圏で,初日の同時アクセス数が7万4356人に達したことも発表され,「戦車」をメインにしたコアなゲームとしては上々の滑り出しを見せている。
「World of Tanks」公式サイト
World of Tanksは,第二次世界大戦で活躍した戦車や自走砲を操作し,スピーディで戦略的な戦車戦を展開するというゲームだ。登場するのは,アメリカ,ドイツ,ロシアなどで生産された150種類以上におよぶ戦車や自走砲だ。
「Free-to-Play」タイプのビジネスモデルを採用しており,基本料金無料でプレイ可能であるばかりか,戦闘中に得られるポイントで車体のアップグレードなどもできる。豊富な実車取材によるディテールへのこだわりは,戦車マニアも唸らせるほどだ。
北米や欧州では2011年第1四半期にサービスが開始される予定だが,現在もオープンβテストが続いており,公式サイトではβテスターの受付が行われている。国籍は問わないようなので,興味のある人は参加してみよう。
Wargaming.netのCEOで,同社のキーパーソンでもあるVictor Kislyi氏は,「World of Tanksが順調に成長していることについて,ファンコミュニティに感謝を述べたい。皆さんが常に最高の状態でゲームを楽しめるよう,Wargaming.netは今後も改良とサポートの努力は惜しまない」とリリースで述べており,今後の発展に意欲を見せている。
Wargaming.netは,ベラルーシのミンスクに150人ほどのスタッフを抱えるロシア/東欧では規模の大きなメーカーだ。現時点では日本語のサポートやサービスは明らかにされていないものの,以前,4Gamerの取材に対して「日本の戦車も登場させたい」と話していたこともあり,日本の戦車ファンにとっても気になるゲームだろう。
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World of Tanks
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(C) Wargaming.net