アップル、サポートフォーラムを刷新--ソーシャル志向型に

Topher Kessler (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2011年04月18日 07時57分

 Appleのサポートディスカッションフォーラムは、Macユーザー同士が交流し、助言を得る場として活発に利用されてきた。Appleは2010年、このフォーラムを「Apple Support Communities」という新しいソーシャルベースのサイトに発展させると発表した。その後7カ月間、この変更に関するそれ以上の情報はなかったが、ついに米国時間4月16日、新サイトがオープンした。

 新サイトはレイアウトや使用感が変更され、ユーザー志向のサービス提供を意識した作りになっているため、Appleディスカッションをこれまで頻繁に利用していたユーザーはその変更に最初は戸惑うかもしれない。しかし、構成そのものはこれまでのものに似ている。

 これまでは、メインのフォーラムコンテンツページの下に、各Apple製品のセクションがあり(きわめて一般的なフォーラムレイアウトである)、これらのセクションでユーザーが質問を投稿できるという構成だった。新しいサイトは変更されているものの、この構成は継承され、各Apple製品が「community」(コミュニティ)に対応している。このコミュニティの中でユーザーはディスカッションを開始する。

 各コミュニティは、ホームページ、個人用RSSフィード、購読と通知、サイト内のディスカッションや利用ユーザーに関するステータス情報など、ユーザー向けの機能をサポートしている。投稿では、スレッド形式のディスカッションや人気に基づくタグ付けの利用など、新しい構成やスタイルのオプションもサポートされている。これらの機能によって、ユーザーは自分の質問に対する回答を見つけやすくなり、サイト内で重複するディスカッションが発生するのも防ぐことができるかもしれない。もっとも、すべての新しい試みがそうであるように、これがどれだけ有効であるかは時間が経ってみなければわからない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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