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パンツが見える。: 羞恥心の現代史 (朝日選書 700) 単行本 – 2002/5/1

4.0 5つ星のうち4.0 40個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

パンツが見えることを喜ぶのは男性で、見られて恥じらうのは女性だが、50年前の女性はパンツをはいていなかった。いつからこの感覚が育まれたのか。軽くて重いこの大テーマを、気鋭の学者が分かりやすく解明する。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 朝日新聞出版 (2002/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 386ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 402259800X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4022598004
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 40個の評価

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井上 章一
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルがタイトルだけに男の欲情をあおる内容かと思いきや、至ってまじめで学術的な内容のものでした。男というものは至って情緒的な生き物です。女性の姿のあらゆることに情欲を掻き立てるもので、その最たるものが「パンチラ」でしょうか。その奥を想像させるところに、男のロマンというものがあって、それが目的になって犯罪までしてしまう。女性が隠そうとすればする程、悲しいかな見たくなる。私も危険があるにもかかわらず、何故、女性がスカートを着用するのか、その深層心理が知りたくて購入したものです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
パンツという語彙がダブルミーニング的位置付けとなってしまった近年、
この書名に不適切感が醸されてしまったことは些か残念ではある。
勿論、この書はインナーパンツに関する内容であり、
幾つもの興味深いエピソードも記されてはいるが、
まだまだインナーパンツに関するエピソードを網羅し切れてはいない、と思う。

ではあるが、個人的に大絶賛したい点がある。
白木屋発祥説に関する記述である。
かの説はエピソードとして面白いからであろうか、
雑学として人口に膾炙している感がある。
今でも時々耳にしてしまう。
しかし、耳にする度、違和感を覚えずにはいられなかった。
この本では、あの白木屋説が完膚なきまでに叩き伏せられてしまっている。
漸く腑に落ちて、安堵することができたのだ。
「白木屋発祥説は完全に間違いである」と広く認識されるべきであろう。
2019年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
社会文化史として、内容はいいと思うのですが、独特のくどい文体と読点の使い方が最後まで気になりました。
同じことをじじいの繰り言のように繰り返し述べているわけですが、それがテーマ(下着)ともあいまってなんともいえない気持ち悪さを醸し出しています。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、あの有名な白木屋ズロース伝説が全くの出鱈目であるという出だしに驚き。
洋装が導入されるまで日本の女性はほとんど下着らしい下着を着けていなかったことや女性もたち小便をしていた時代があったと言うことは知識として知っていた。しかし、そんな時代はほんの数十年であったことにも驚き。

また、隠されるからこそ羞恥心を感じるという過程も面白い。開けっぴろげな時代には陰部に過大な関心を持つことはない。ズロースと呼ばれていた時代、隠すものでなかった下着にも隠微な魅力は存在しなかった。隠される陰部、そして陰部を隠す下着。隠されたものへの興味と隠されるものへの羞恥心。下着の呼称がズロースからパンティへと移り変わるとともに隠すべき存在へと転化していく過程は純粋に興味深い事例である。さらに近年下着が見せるものになるにつれかえって見ても楽しくないものになってしまっている時代、この著者の解き明かした羞恥心の行く先はどこになったのだろうか。

著者はこの本で自分の一人前の風俗史家と自負をもてるようになったとのこと。
パンツを巡る羞恥心の歴史を同時代の新聞雑誌の記事から小説の記述に至るまで広く漁り、これまでの常識を覆すようなパンツを巡る近代史を描き出した著者の労力と筆力には感服である。現在の知識や見識から過去を測るのではなく、同時代の人々の目を意識した著作は学者としての力量の確かさを余すところなく示している。
さらに興味本位、生涯一好事家という意気込みがこの著作を支えている。対象に対する愛情のなせる技である。対象が対象だけに開き直りとも言えなくもないが、これくらいの度胸が学者にも必要と言うことだろう。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 「霊柩車の誕生」・「愛の空間」・「美人論」等、著者独自の視点と、ものの見方、そして調査力からくる著作の数々に感銘するものがりました。題名からして奇抜のこの書物も、その姿勢から論を展開していきますが、今回はいけません。白木屋事件による誤解から始めて、オコシ生活が相当な期間まで、わが国には存在していたという視点の面白さは著者ならではのものですが、どうして同じ話題を何度も繰り返すのか、同じ文章内容が何度出てきたのか、少々うんざりしました。

 結局は下着をはいていたか、いなかったかという非常に狭い領域での話題を取り上げただけに、エピソードも資料も豊富でなかったのでしょう。その面では著者に同情しますが、読まされる方は同じ場所をどうどう巡りしているようで、井上氏の著作にしては珍しく展開の狭い退屈なものであったと言わざるを得ません。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本のタイトルは何やら昨今のスカートの中を盗撮云々みたいですが、天下の朝日新聞社が発行し、著者もれっきとした文化人という読み応えのある本です。例の「白木屋デパート火災」の時の女性店員落下事故の検証から始まって、実に参考になります。ただ老婆心から申し上げれば、ファミレスなんかでタイトルが見えるようにテーブルに置いたりはしない方が良いかと。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年7月19日に日本でレビュー済み
 「もし女性がパンツをはいていたら、白木屋の火災の犠牲者は出なかった筈」、「白木屋の火事はパンツ着用の契機」…1960年代生まれの私でさえ信じて疑わなかった「通説」。背景には1922年生まれの伯母が小学生の頃は着物の下にパンツをはかなかったこと、1924年生まれの父がこれを「信じられない」と話したこと。朧気に「この辺が服装激変の世代」
と思っていたことがある。
 ところが、冷静に事実を積み上げてそんな俗説を覆したのが本書である。
たかが、されどパンツ。何も大上段に裁判員制度を持ち出そうとは思わないが、事実の欠片を繋ぎ合わせるのにセンスは求められても、無意識の思い込みのもたらすバイアスを意識して常に空想にはブレーキを、まずは客観的事実を並べて科学を…ものの捉え方・考え方を改めて考えさせられ、唸った。

 刊行から8年を経過した今では盗撮も日常茶飯事となったのか、ベタ記事ばかりを目にするが、この間の「被写体」の服装の変化や盗撮者の犯行の背景を追跡して頂ければと思う。続編を期待している。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年11月22日に日本でレビュー済み
1950年代パンチラ革命という言葉で、それまでの日本ではパンツが見えることは恥ずかしくなかったということを証明しています
実に説得力はあるのですが、学問的なアプローチで書かれているので420pは読み切るのには少々手間がかかりました

著者は丹念に資料を漁った、論文的なものも書きますが、エッセイみたいに書き流すものもありますので、井上章一を
続けて読む人は気をつけましょうね
同系統では 愛の空間が秀逸です

つくられた桂離宮伝説 は常識をひっくりかえすという視点は同様ですが
エロい話はありません
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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