Twitterでも話題になっていましたが、Gmailユーザの0.08%にあたる15万人のアカウントのメール、チャットログ、連絡先、添付などの全てのデータが消滅する騒ぎがありました。

Googleは、この記事が書かれた当時は、「アカウント復旧作業中」とのことでしたが、現在ではかなり復旧したようです。Gmailのデータが全て消えてしまったら...と想像するだけでも恐ろしい話ですが、この機会にローカルバックアップの重要性について、今一度考えてみるべきかもしれません

 システムやハードディスク、自宅のパソコンに何か問題が起きた場合に備えて、リモートサーバにファイルを保存するなど、オフサイトバックアップは重要ですが、自分が管理していないデータのバックアップもとても重要です

Gmailユーザ数の膨大さから考えると、0.08%(最初の発表の50万人、0.29%から引き下げ)という数値は決して大きく感じないかもしれません。しかし、この0.08%に自分が該当してしまった場合、それはある意味100%と同じことです。

Gmailのバックアップ方法はたくさんあるので、その一部をご紹介します。

デスクトップIMAPメールクライアントを使用する

Thunderbird』や『Outlook』、『Apple Mail』などの活用は便利かつ素早く設定可能で、コストもかかりません!


BackupMyMail」を使用(有料)

有料ですが、バックアップを自動化できてかなり便利です。気になるそのお値段は、年間19.95ドルから。メールベースで仕事をしている人なら、「安心を買う」という意味でも導入を考えてみても良いかも。


メッセージを他のアカウントへ転送

これは今後受け取るメッセージに対してしか有効になりませんが、対策しないよりは良いです。


Fetchmail』を活用する

これは、Unixでのコマンドライン使用が必要なので、初心者にはハードルが高いかもしれませんが、さほど難しくはないです。


Getmail』を活用する

Unixコマンドで実行するには若干時間と手間がかかりますが、すべてのデータをバックアップすることが可能です。


他にも、あなたが使っているGmailのバックアップ方法があれば、是非コメントで教えてください!

[via CNET]

Kevin Purdy(原文/訳:まいるす・ゑびす)