「世界で一番短い詩」である俳句を文化に持つ日本だからこそ、定着するかもしれない。ケータイ小説に代わる新たな文学の形が、今生まれようとしている。それは、「Twitter小説」だ。

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは、日本初となるTwitter(ツイッター)小説本『Twitter小説集 140字の物語』を刊行する。また、刊行を記念して「Twitter小説大賞」を開催すると発表した。現在、原稿を受け付けている。

Twitter小説集 140字の物語』は、日本初となるTwitter小説本で、今月5日に発売された。Twitter上で140字小説を投稿した人気作家10人各10篇の小説を集めた書籍で、内藤みか、新城カズマ、小林正親、吉井春樹、泉忠司、円城塔らが参加している。

発売元のディスカヴァー・トゥエンティワンでは、これを記念して「Twitter小説大賞」を開催すると発表した。

Twitter小説大賞」は、Twitterの「140字」という限られた文字数でストーリーを創り応募するオリジナル文学賞だ。選考の上、大賞は賞金5万円、優秀賞5作品は賞金1万円が進呈される。さらに、大賞、優秀賞、佳作に選ばれた作品は書籍化されるという。

応募資格は特になく、Twitterアカウントを取得している人であればだれでも応募できる。140字以内でTwitter上につぶやいた小説のURLを記載し、所定のフォームページから応募するもので、応募点数は一人あたり10作品までとなる。

応募締切は来年1月5日午後1時投稿分までとなっている。詳細はディスカヴァー・トゥエンティワンのホームページへ。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)

【関連記事】
「聴いてみつけた音楽の楽しみ」は? 小中高生の作文を募集
世界初!Twitterユーザーによるキャンドルナイト、23日に開催
<テック推薦図書>イケメンは普通の恋愛マニュアルじゃオトせない?!『イケメンと恋ができる38のルール』
夢持つイケメンが給仕に? 逆メイド喫茶、原宿に登場
あのハーレクインが月刊コミック誌に? あす、創刊
-ITからセレブ、オタク、事件・事故まで。スルーできないニュース満載-
TechinsightJapan(テックインサイトジャパン)はコチラから!

【参照】
http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=48234