【4月20日 AFP】オーストラリア人俳優ヒュー・ジャックマン(Hugh Jackman)が主演する米人気映画シリーズ『X-MEN』の最新作『The Wolverine』の撮影地が、当初予定されていた日本からオーストラリアへと変更されたことが20日、発表された。

 同作は前年、日本で撮影が行われる予定だったが、3月に発生した東日本大震災の影響で製作が中断されていた。

 オーストラリアでは2008年にも、前3作の過去を描いたシリーズ4作目『ウルヴァリン:X-MEN ZERO(X-Men Origins: Wolverine)』の撮影が行われている。

 ジュリア・ギラード(Julia Gillard)豪首相は、新作の撮影によって8000万豪ドル(約67億円)超の投資効果と2000人の雇用創出が見込まれるとして歓迎している。(c)AFP