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藤川真一について


初代モバツイ開発者
想創社再創業 / KMD博士課程
著書〜100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点 [Kindle版]
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December 11, 2011

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TVでラピュタやるというので、モバツイにバルスツイート機能をつけたのだけど、何せバルスですから、と一発リンクでツイートするようにしてしまったものだから、ラピュタと言う文脈ではアリだったんだと思いますが、Webサービスと言うかツイッター接続サービスしてはナシでありまして、誤爆が出てしまい、途中で文言を変えるも時遅く、一部のユーザーさんには迷惑をかけてしまったみたいで、大変申し訳ない事をしてしまったわけで、土曜日に以下のお詫びを出しました。

モバツイ開発者blog「バルスツイート機能に関するお詫び」

ただ、このお詫びに関して言うと、この二日間、沢山のユーザーさんに反応をしていただいていて、概ね好意的な反応をいただきましたが、よくよく考えると、多分、ある時期以降のモバツイユーザーさんって、こういうモバツイが何かを提供して、大きな反響を生むようなノリが始めての経験だった方も多いんじゃないかと思っています。

つまり、それって「普通のツイッター接続ツールの一つ」みたいな位置づけとしか考えられなくって、もっと言うと「本家と変わらない」=「え、なんのためにモバツイって存在してるの?」という認識になっている可能性が高いわけです。

サードパーティのツイッタークライアントの存在意義ってのは、最初は「ツイッターを便利に使うツール」だったのは間違いないのですが、途中から「ツイッターをより楽しむためのツール」を提供しなくちゃいけない状態に変わってたハズなんですね。

そう考えると、ある種のクレイジーなノリってのは大事だと思ってるし、本当言うと、もっとロングテールなところにフォーカスできる何かってのを提供したいと思ってるし、もしかしたら特定のネットワークの内輪ウケでも良いんです。そんなクローズドコミュニティが無数にできる機能みたいなのを提供したいな、と改めて思う次第でした。

そういう意味では、久々に「モバツイらしい」機能だったのかもしれません。

–・–

ここから先はビジネスの話ですが、今回、要するにラピュタのバルスという「記号」であり「ネタ」に乗った機能なんですね。

TVはCMの広告料を原資に無料でコンテンツを提供して、視聴率を得て次に繋げると思うので、そりゃネットで盛り上がってくれれば御の字かもしれませんが、B2Bのビジネスですからコンシューマには、とりあえず無料で提供されているものなので、人気のあるコンテンツに対して、その先がどういう理由で盛り上がろうと彼らの知った事ではないでしょう。(そもそも前回のラピュタ(2009年)は前々回の放映(2007年)よりも視聴率が低かった。バルスが彼らの数字に直結するイメージはないハズです。)

よって、このバルスの祭りでお金が動くことはないわけです。もしバルスを狙う事で儲かるなら、ジャニーズのうちわとか、エイちゃんのタオルのように、ローソンと組んでバルスなんとかみたいな商品を売ることでしょう。

実際はそんなことは起きていません。また、モバツイもこの機能を提供しても、ほぼサーバーコストが一時的に上がるだけですがそれを加味しても、ビジネス面ではほぼ何の意味もありません。

もしかしたらモバツイって面白い奴だなと思ってもらえば、将来には結びつくとは思います。ただそれは曖昧なものであり、少なくともビジネスで求められる施策のあり方とは違うんですね。

もしかしたらこういう指摘があるかもしれません「PVが一時的に上がれば広告も多少は上がるでしょ」・・・それはお小遣い稼ぎであって、何のストックにもならないし、そもそも費用対効果とかで考えたらやる意味が見いだせない。

そもそもそういう考え方でこの取り組みをしたわけではない。純粋に楽しいと思うからやっただけ。楽しいと思ったし、楽しいと思ってくれる人がいると思ったからからサーバーを増やした。それだけです。

また別にモバツイがその機能を提供しようとしまいと、アクティブユーザーのアクセスが集中するのは間違いなかったので監視をしなくてはいけなかった事実は変わらないので、それはある意味「日常」に他ならないのです。

(そういう意味で、謝罪文に地震や正月の話を出したので、まるで炎上を仕掛けたみたいにも受け取れるように書いてしまったのは、失敗だったかな。)


そこでビジネスとして、ソーシャルゲームの世界に目を移すと、ソーシャルゲームでは毎月頭にいろんなイベントをやられていて、一種の祭り状態が起きていると聞きます。なんでも前月の課金制限がリセットされる月初にユーザーのうっぷんが解放されるので、そこでいろんなイベントをしかけて、一気に売り上げを稼ぐのだとか。

お金の取り合いって言ってしまえばそれまでですけど、それは家庭用ゲームだって、デートに使う自動車だって、映画やビデオだって、みんな同じだったのですから、何を言おうが今、トレンドがそこにあるという範疇を超えません。

つまりバルスのようなコンテンツを自分たちで提供してお金を得ているのがソーシャルゲームなんだなぁ・・・と思って、そこに強い差を感じています。

つまるところコンテンツや仕組みを、自分やプラットフォーム自身で努力して提供しなくては、祭りという行為そのものでお金をいただく事はできないわけですね。

感情的には、バルスのようなイベントは凄く楽しくて、こういうをずっと提供し続けられる人生が送れたら良いなぁと思っています。これは純粋にそう思っています。

でも、もはやそれだけじゃダメで、もう一歩先にチャレンジしなくてはダメなんだなと強く思っています。

プラットフォームが、オンラインに留まらなくてオフラインと連動する時代になれば、より世界は広がりますけど、現状はネットのプラットフォームがほぼオンラインで限定されてるとするならば、それを前提とした形での経済圏というのを意識しないといけないですね。

なおここで言うプラットフォームとは、多分、モバツイ基準で言うとツイッターに限らないと思っています。いわゆるマッシュアップでさまざまなプラットフォームを繋ぎ合わせることで、トータルの世界を広げることが可能で、モバツイのようなサービスはそこを如何に広げて行くか、が大事なところなんだと思っています。

もちろん自分自身が何かを作って行く、その方法論としてプラットフォームを紡いで行くかという話で、別に何かに頼ろうとと思っているわけではありません。それにツイッター接続ツールという文脈で使っているユーザーさんに、別の文脈を見せて利用していただくってのは、それはそれは難しいことで、ユーザーが沢山いれば、良いように刈り取れるんじゃないの?みたいな感じだと決してうまくいかないんです。ちゃんと世界を作らないといけない。故に、過去のIPに頼ろうがカードゲーム同士でパクろうが、デジタルコンテンツで起きているコト(バーチャル)に連動して経済が動いているソーシャルゲームは凄いなと思う訳で、がんばらにゃいかんなと思います。

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