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もしドラが200万部突破! 紙版192万部、電子版10万部を合せてのダブルミリオン達成へ

2010年12月14日 16時16分更新

『もしドラ』100万部の裏側(ツイッター編)

 アニメ化、コミック化、前田敦子さん主演での映画化と、破竹の勢いを続けるダイヤモンド社のミリオンセラー『もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)』が、ついにダブルミリオン達成したとのこと。

 紙版192万部、電子版10万部で合計202万部だそうです。プレスリリースより先に担当編集者のツイートで伝わるあたり、デジタルな展開に意欲的な『もしドラ』らしい仕掛けではないでしょうか。

もしドラが200万部突破! 紙版192万部、電子版10万部

 もしドラといえば、週アスPLUSでも担当編集者の加藤貞顕氏( @sadaaki )にインタビューしたのが記憶に新しいところ。驚異的な売上げの裏側には、ツイッターを活用した地道なプロモーションやゼロからの電子書籍開発など、時流に沿ったデジタルな取り組みがありました。

『もしドラ』100万部の裏側:デジタル時代のミリオンセラーはいかにしてつくられたか?(ツイッター編)

『もしドラ』100万部の裏側:デジタル時代のミリオンセラーはいかにしてつくられたか?(電子書籍編)

『もしドラ』100万部の裏側(電子書籍編)

 電子書籍端末やコンテンツマーケットも続々登場し、出版社にとってデジタル対応は避けられない流れとなっています。電子版10万部という数字をどう見るか? 成功の裏側で何が起きていたのか? 出版社に限らず、メディアやコンテンツプロバイダーが次の時代に生き残るためのカギが、もしドラ200万部から見つけられるやもしれません。

Amazon:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

※(12月15日追記)記事公開時に「担当編集者のツイートで告知されるあたり」としていた表記を「担当編集者のツイートで伝わるあたり」と修正しました。

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