入船温泉さんのブログへのアンサー | sanjiro-minatoのブログ

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それは「サウナの梅湯」の店主、湊さんは減少し続ける銭湯の業界を唯一かえられるかもしれない、100年に1度の逸材だと思ってるからです。

 

 

との畏れ多い紹介を、平野区入船温泉さんのブログで頂きました。

https://ameblo.jp/hiranoku-irihune/entry-12353747712.html

 

入船湯さんも、僕と同じく銭湯一家ではない外部からの参入だったと存じ上げております。(間違っていたらすみません)

 

なので、

 

銭湯経営を始める前の僕でも、今の僕なら尚更、絶対に引き受けたくない仕事ナンバーワンかな(笑)

 

と語っているのにもすごく頷けます。銭湯の仕事もそうだし、経営ということの難しさに直面・・・。どんな職でもそうだとは思いますが働くのと、経営するのは違う。独特のプレッシャーがある。

銭湯業界に入ることを決意して、梅湯の前に一ヶ月住み込みで、名古屋の七福湯さんで働いた時に、銭湯ってこんな仕事なんだ・・・と少し後悔しました。学生時代に自由に過ごしていたのと、サラリーマン時代は残業あるとて、週休2日は約束されていましたから、そこから梅湯にはいって、休めないのが当たり前(仕事の管理能力のなさ故ですが)、大後悔というか、いろいろと重なり、精神的に折れてしまいました。

 

 

凄すぎる強運。

 

とも言って頂けました。僕もそうだと思っています。

が、強運の割には、なかなか荊の道だったなと・・・苦笑

 

1年目、いつ辞めようかと惰性で続けていた日々を送っていましたが、後になってあの時のあの出来事は運が良かったな、と今になって思えます。しんどい時は、ツキが回ってきたゾ!なんて客観的に考えられないもんです。結論を急がなかったことが結果的に良かったです。

 

メディアで取り上げられまくったのは、運の要素も強いですが(特にPOPEYEは)、ネタとして扱いやすい対象だったとも思えます。

 

「銭湯・若者・復活・京都」

これらのワードが揃っていれば、メディア側にとって扱いやすさがあるかと・・・。当初、ここについては、食いつくだろうなとの気持ちがありましたが、3年経っても未だに取材依頼があるとは思ってもいませんでした。これは、この数年で、銭湯を取り巻く雰囲気が変わった結果だと思います。

 

もちろん、湊くんを応援したい!と、無理に企画をねじ込んで取り上げてくださった方々には感謝です!!

 

 

全国の銭湯経営者は彼を見習うべき!!!

 

梅湯での取り組みは、どんどん取り入れてほしいです。パクられた、なんて思いもしませんので。そもそも、僕もスーパー銭湯やその他いろいろなお店のいいところをパクっているだけですから・・・

浴場新聞にも、細かい取り組みを難易度つけて紹介しました。

やるかやらないか、そして続けるか続けないかです。

 

浴場新聞に記載したものは今後ブログでも公開しようと思います。 

 

 

彼は実業家としても凄いのかもしれませんが、なにより「愛」がすごい。

「銭湯愛」ね。

 

イエス。銭湯への情熱というか、消滅してしまうことの寂しさに耐えきれないのです。生活の一部に銭湯がないなんて、貧しくて耐えきれないのです。

銭湯だけでなく、個人経営の個性あふれる癖の店も淘汰されて欲しくないです。チェーン店の世の中なんて、豊かのようで貧しさしかないです。バランスよく残って欲しい・・・。

 

チェーン店、とは言いましたが、

多店舗経営を目指して、物件の探し中であります。

これは博打なのか。

それなりの自信があります。それは、梅湯が成功したから自分に実業家としての能力がある、強運が付いているとの過信からではなく、銭湯そのものが持つ商売としてのポテンシャルの高さを、この三年間で確信したからです。

 

とは言っても、指摘するように、僕一人では無理です。

 

業界が彼を助けてくれ!とのお声も嬉しいのですが、

 

組合と言う意味での業界には、期待はしていません。補助金は有難くいただきますが。

 

銭湯に、業界の恩恵にもたれ掛からず、ひとりで立てる、店や商売としての強さが必要だと考えているからです。そうでないと、いつまでたっても銭湯は弱いままです。何でもかんでも補助金を頼りにしていたら、弱いです。補助金はあくまでも補助の程度としてつきあていないと、長期的な継続は難しいかなと・・・。

 

業界は、個々の頑張りや革新によって、じわじわと変わるもんだと思います。業界を変えるのはデカすぎる!とりあえず自分のやりたいことやって結果残していけば、変わってくるもんだと思っています。今は、自分のこと第一です。

 

ただ、組合に期待したいこともあります。

引継ぎ手を探している銭湯を斡旋するシステムは、外部の人間が一から築き上げるのは不可能なので、事情に詳しく繋がりがある組合が率先して欲しいところです。

 

 

京都、滋賀、大阪、東京で真剣に銭湯を探しています!

ぜひ、お声掛けください。

 

 

彼の講演会がもし全国各地で行われるなら、ぜひ観に行ってみたい。

 

講演やりますよ〜笑

昨年も今年になっても何度か、人前で銭湯について話す機会を頂きました。

ただ、依頼を受ければ受けただけ、何喋っていいのかよく分からない、

人前で喋るのは苦手だな・・・と最近感じています。

とは言っても、4月に京都で講演します。また告知いたします。

 

 

 

入船湯さんへのアンサーでした! 必ずや、5月までにお風呂行きます!!!

 

 

では!