大手芸能事務所キレた!示談拒否…佐川急便を刑事告訴のワケ

2010.11.18

 女優の北川景子(24)らが所属する大手芸能事務所「スターダストプロモーション」が、大手運送会社「佐川急便」の配達員を刑事告訴する方針を固めたことが分かった。同プロの関係者によると「明日(19日)、渋谷署に被害届を出す」という。大手事務所が、強硬手段に出たわけは−。

 刑事告訴される見込みなのは、佐川急便の20代前半の男性ドライバー。同プロの関係者によると、約3年前から同プロを担当するこのドライバーが、通常便の荷物を勝手に速達扱いにするなどして通常の2倍以上の金額を請求していたという。同プロの幹部が今年5月、請求書のチェックをしたことで不正が発覚。佐川側に確認したところ、3年間で約300万円もの水増し請求が明らかになった。

 佐川側は、同プロに「ドライバーの2週間の出勤停止」「解決金388万円」を条件とする示談を持ちかけたが、幹部は返答をいったん保留。

 だが、不正発覚後も同じドライバーが集荷に来たことなどに幹部は不信感を募らせ、「会社の態度に誠意を感じられなかった」(同プロ関係者)として告訴に踏み切ることにした。所轄の警視庁渋谷署に明日にも被害届を提出するという。

 佐川急便では「ご迷惑をおかけし、お詫び申し上げます。詳細につきましては回答を差し控えさせていただきます」(広報部)など話している。

 

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