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世界中で人気のスマートフォンであるiPhone。日本では、2008年よりソフトバンクで取り扱いを開始。日本におけるスマホブームをけん引したと言っても過言ではない。

その後、2011年よりauでの取り扱いが開始され、2013年2月現在、日本で契約できるのはこの2社のみだ。そんななか、米国ウォール・ストリート・ジャーナル系のメディアがNTTドコモが次世代iPhoneより販売を開始するのではないかと報じた。

このニュースを伝えたのは、投資家のバイブルとされる有名紙「BARRON’s」だ。

現在、各国メディアで次世代iPhone(iPhone 5S)は2013年6~7月頃リリースではないかとささやかれている。

BARRON’sによると、証券会社ジェフリーズのMisek氏もiPhone 5Sの生産開始時期を3月頃、6~7月発売説を支持。そしてアップル社の動向を語るなかで、7月にNTTドコモでの発売となるのではないかと指摘している。また、噂されている廉価版iPhoneは中国のチャイナモバイルでリリースされるのではないかとのことだ。

これまで幾度もドコモでのiPhone取り扱いは噂されている。熱望しているユーザーも多い。NTTドコモにはiPhoneを導入すれば日本のメーカーが倒れてしまうという懸念もあるようだ。その一方で加藤社長は「iPhoneは魅力的な端末」という認識を示している。

もし、ドコモがiPhoneを導入すれば日本のスマホシーンは一気に変わるだろう。だが、現段階ではドコモの発表はおろか、肝心のiPhone 5Sの発売日も決定はしていない。期待しつつ公式発表を待ちたい。

(文=沢井メグ
参照元:BARRON’s(英語)、日本経済新聞日経ビジネス