謎のプリンター「Microsoft XPS Document Writer」を削除するフリーソフト「XPS Removal Tool」

何かを印刷するときにふと目に付く「Microsoft XPS Document Writer」の文字。これはVista以降のWindows OSに標準で搭載されている仮想プリンタードライバーで、このドライバーを削除できるフリーソフトが今回紹介する「XPS Removal Tool」です。

そもそも「XPS(XML Paper Specification)」とはマイクロソフトがPDFへ対抗するように開発した電子文書のファイルで、使い方もPDFとほぼ同じなのですが、PDFと違って普及していないのが現状なので使用する機会がほとんどなく、複数のプリンターから選ぶような場合には「Microsoft XPS Document Writer」があるとむしろ邪魔なのでもう必要ない、という時に役に立つのがこのソフトです。

ダウンロードとインストール、実際の使い方は以下から。64-bit and 32-bit PDF Writer for Windows 7, 2008 R2, Vista, XP, 2003
http://www.rogosoft.com/

上記ページ内の「download」をクリック

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「XPS Removal Tool」の下にある「FREE DOWNLOAD」をクリック

ダウンロードした圧縮ファイルを解凍し、できたフォルダをクリック

中に入っている実行ファイルをクリック

これが起動画面です。実にシンプル。

現在は「Microsoft XPS Document Writer」が存在しています。

「Remove」をクリック

削除中です

「いいえ」をクリック

「Rogosoft PDF Document Writer」の製品紹介ページへ飛ばされるのでブラウザーを閉じる

「Exit」をクリックで完了。

「Microsoft XPS Document Writer」が無くなっています。

◆「Microsoft XPS Document Writer」を再インストールする方法

「スタート」→「コントロールパネル」→ 「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンター」にある「プリンターの追加」をクリック

「ローカルプリンターを追加します」をクリック

「次へ」をクリック

「製造元」の中にある「Microsoft」をクリックし、「Microsoft XPS Document Writer」を選択後、「次へ」を押す

「次へ」をクリック

「次へ」をクリック

「完了」をクリック

「Microsoft XPS Document Writer」が再インストールされました。

Windows XPユーザーでも「Microsoft XPS Document Writer」が入っている場合があります。標準では搭載されていませんが、Windows XPとWindows Server 2003向けに「XPS Essentials Pack」が2007年06月にリリースされています。また、「.NET Framework 3.0」をインストールしている場合も「Microsoft XPS Document Writer」が存在します。

そして、この「XPS Removal Tool」はWindows XP、Windows Server 2003用の「XPS Essentials Pack」もアンインストールすることができます。もしもアンインストール後に再インストールする場合には以下のURLからダウンロードしてください。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=B8DCFFDD-E3A5-44CC-8021-7649FD37FFEE&displaylang=ja

なお、もしこのソフトがうまく起動できない場合は「XPS Removal Tool」アイコンを右クリックして「管理者として実行」をしてください。