あの名機「KORG M1」がDSで復活!ニンテンドーDS用音楽ツール「KORG M01」が12月発売

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DETUNEは、コルグとの共同開発によるニンテンドーDS用音楽ツール・ソフト「KORG M01」(コルグ エム ゼロワン)を今年12月に発売する。

「KORG M01」は、1988年に発売され大ヒットとなったシンセサイザー「KORG M1」をモデルとして制作されたニンテンドーDS用ソフト。KORG M1は、一台で音作りから音楽制作までが行えるシンセサイザーで、「ミュージック・ワークステーション」というジャンルを切り開いたエポックメイキングな製品だ。このM1をモデルにした「KORG M01」は、ニンテンドーDSで誰でも、そしてどこでも手軽に作曲を楽しむことができる「手のひらの中のミュージック・ワークステーション」となっている。販売はAmazon.co.jp限定。

音源部にはデジタルシンセ/ミュージック・ワークステーションの先駆者である世界有数の電子楽器メーカー「コルグ」が所有するPCM波形と長年培われてきたノウハウが惜しみなく投入されており、8パート・マルチティンバー音源には、ハウスをはじめ多くのジャンルで使われた「M1 Piano」をはじめとするM1の全PCM波形データのみならず、新たに加わった音色も含めて300音色以上を収録している。

開発者を手がけたメンバーにも注目だ。ゲームハード向け音楽ツール・ソフトの第一人者である佐野信義(代表作KORGDS-10 etc.)、ゲーム音楽制作のみならずサウンド・ドライバの開発も手がける光田康典氏率いる有限会社プロキオンスタジオ、数々のゲームタイトルのグラフィックを手がけてきた上田晃氏(有限会社アウディオ)らが参加している。


ニンテンドーDSに合わせて抜群のチューニングが施されているのもポイント。たとえば、作曲の要ともいうべきシーケンサー部のために、タッチペンによるスムーズな入力が心地よいインターフェイスを新たに開発。他にもコルグの「KAOSS PAD」や「KAOSSILATOR」で採用された入力方式を取り入れたタッチ・コントロールによる感覚的なノート/コード/ドラム入力モードも用意。たとえば、縦軸に音階、横軸に音の長さを指定しておくと、音楽的知識がなくても画面をなぞるだけで演奏ができるといった具合。楽器を触ったことのない人から作曲をしているプロまで満足できる仕様となっている。

その他おもな仕様は以下のとおり。
・オリジナルKORG M1の全PCM波形データを含む300音色以上を搭載した8パート・マルチティンバー音源
・8トラック/16ステップ・シーケンサー(1シーケンス最大64ステップ、最大同時発音数12音)
・マスター・リバーブ/ディレイ・エフェクト搭載
・トラック・オーバービュー、サウンド・ブラウザ、シーケンス・エディット、ミキサー、キーボードからなるシンプルかつ機能的な画面構成
・タッチ・コントロール画面による感覚的なノノート/コード/ドラム入力モード
・ワイヤレス通信による楽曲データの交換

◆KORG M01
価格:5,980円
発売日:2010年12月予定

◆「KORG M01」公式サイト
◆BARKS 楽器チャンネル
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