シンポジウム「学芸員養成と情報技術教育を考える」

2016-07-11
2016-07-13 内容を最新のものに変更しました。


JADSでは下記の行事を後援することになりました。


チラシは、学会HPからダウンロードできます。
http://www.jads.org/news/2016/nichigei20160730.pdf


シンポジウム「学芸員養成と情報技術教育を考える」


■日時 2016年7月30日(土)
■時間 13時〜18時
■会場 日本大学芸術学部江古田校舎 東棟(E-207)
■主催・日本大学芸術学部共同研究「アート・アーカイヴ構築に向けての研究」グループ
■後援:アート・ドキュメンテーション学会 協賛:デジタル情報記録管理協会
■申込み:不要
■参加費:無料
■懇親会:近辺で開催予定


【開催趣旨】
 日本大学芸術学部における共同研究「アート・アーカイヴ構築に向けての研究」では、デジタル・アーカイヴの公開に成功し、広く芸術の諸領域からの評価を得て来ました。一方で、芸術学部で開講されている、学芸員課程における「博物館情報・メディア論」では、しばしば、デジタル・アーカイヴの必要性が強調されています。
 芸術学部は、写真・映画・放送・デザイン・音楽・舞踊等の諸領域における、多くの技術・表現系専門家と、一方では、美術史・映画理論・文学等の人文系教員を抱え る学部であります。従って、同課程の中でも、この「博物館情報・メディア論」は、芸術学部が最も得意とする分野であります。とりわけ、大学院修了者、あるいは、博士号取得者が、各種の芸術系博物館、文化センター等で、大いに活躍が期待できる分野でもあるからです。
 今回のシンポジウムは、同学部における経験を前提に関係者の意見集約を行い、一方では、アート・ドキュメンテーション学会(後援)とデジタル情報記録管理協会(協賛)のご支援をいただき、この分野における、外部のご専門家にもご参加いただき、広く意見を伺い、今後の教育のありかたを論じたいと考えています。


13:00 木村三郎(日本大学芸術学部教授)「趣旨説明」


13:10 〜13:40 木村三郎
「大学院博士後期課程を持つ大学が作成するデジタル・アーカイヴのありかたについて・・・日本大学、並びに、同芸術学部におけるデジタル・アーカイヴ研究を振り返って」


13:50〜14:20 中川裕美(公益社団法人日本写真家協会 日本写真保存センター調査主任)
「写真原板のアーカイヴ化ー日本写真保存センターの実践から」


14:30〜15:00 岡島尚志東京国立近代美術館フィルムセンター主幹)
「美術館の中の映画ーー新たなフィルム・キュレーター/アーキビスト像を考える」


15:10〜15:40 水嶋英治(筑波大学図書館情報メディア系教授)
「デジタル時代における博物館資料目録作成技術 - 問題と課題 - 」


15:50〜16:10 休憩


16:10〜16:25 松本純子(文化庁美術学芸課美術品登録調査官)


16:25〜16:40 川上央(日本大学芸術学部教授)


16:40〜16:55 高橋則英(日本大学芸術学部教授)


16:55〜17:10 休憩


17:10〜18:00 全体討議


18:00 閉会


平成28年度・日本大学芸術学部共同研究「アート・アーカイヴ構築に向けての研究」グループ
木村三郎(芸術教養課程教授・研究代表者)
川上央(音楽学科教授)
植月恵一郎(芸術教養課程教授)
細谷誠(デザイン学科准教授)


JADS(アート・ドキュメンテーション学会)
http://www.jads.org