女性を応援するサイト「マイスピ」では、なかなか結婚に結びつく交際ができない女性に対して、ある精神医学用語を踏まえ、父親との関係性に着目してみる必要があると述べています。

『娘の結婚運は父親で決まる』という岩月謙司氏の著書によると、なかなか結婚できない女性は、父親との関係において「家庭内ストックホルム症候群」を起こしている可能性があるというのです。

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 ストックホルム症候群は精神医学用語のひとつ。「加害者と時間や場所を共有することによって、被害者が必要以上の同情や連帯感、好意などをもってしまう状態」にあることを指します。スウェーデン・ストックホルムで起きた銀行強盗事件で、人質が犯人をかばう言動をしたり、事件後に犯人と結婚してしまったりしたことから端を発するものです。

家庭内ストックホルム症候群は、これを親子関係や日常生活に置き換えた状況のこと。親から心身につらい仕打ちを受けているにも関わらず、子どもが親を立てるために自虐的になったり、愛情を得ようと努力してしまったりします。このような体験を抱えたまま成長すると、「自分を幸せにしない相手に惹かれやすい」のだそう。

程度の差はあれど、親である自分たちの存在が、子どもの交際相手にも少なからず影響を与えてしまうということは、いつもどこかで意識しておかなければなりません。

マイスピには、この記事に限らず「幸せを手に入れたシンプルな習慣」や「運命の人と出会う方法」など、女性と結婚にまつわる情報が多くありました。そわそわした人は、併せてチェックしてみるといいでしょう。

なかなか結婚できない原因は「父親との関係」が大きなポイント | マイスピ

(ライフハッカー[日本版]編集部)