(実質)今年買ってよかったもの

この記事は星影さん主催のガジェ獣 Advent Calendar 2017 5日目の記事です。友だちが参加してたので野次馬で参戦しました。よろしくお願いします。

昔はスマホやら家電やらしょうもないガジェットを買ってはブログに買いたりしてたんですが、結婚して自由なお金も少なくなって、正直このところまったくガジェットは買っていません。 ガジェットはおろかKindleで買った漫画一冊の言い訳をしている始末です。 お金がないと自然と物欲も廃れていくもので、真新しいガジェットにも特に惹かれることがなくなってしましました。かなC。 そんな僕がガジェオタたちのAdvent Calendarに参加するなど無謀ではありますが、今年唯一買ったものがあるのでその一品を紹介したいと思います。

家を買いました。 実家が一軒家だったのもあってなんだかんだマイホーム憧れ族なので、去年の結婚をいい機会と捉えて買っちゃいました。いえーい!

正確にはまだ購入済みではないしなんなら建ってすらないんですが、契約完了してるし間取りも決まってるし価格もほぼ決まったようなもんなのでまぁ今年買ったことにします。(これ以外マジで買ってないので勘弁してください)

「家ってガジェットか?」って疑問は正直僕もあるんですが、家って電気で動く部分は多いし、なんならオール電化だし、言ってみたらガジェットの集合による一つのガジェットですよね。 自作PC組んだときに「いやそれ箱やんw」とはならないですよね。 そういうことです。

ファーストインプレッション

建ってないんでわかんないんですけど、ワクワク感はとてもあるので☆5です。 間取りは9割自分で書いたし、床材とか設備を決めるのも散々ショールームに通ったし、愛着持てそうなとこがポイント高いですね。 外観にはガジェットとしての評価にはまったく関係ないウッドデッキをつけたりと、オタクPCのブルーLEDみたいな無駄なカッコよさも取り入れていて、所有欲を満たしてくれます。

開封の義みたいな位置づけで、地鎮祭や上棟祭はやろうかなと思っています。(ブログには書かないけど)

ファンクション

ファンクション(機能)と言っても「住める」の一言ではあるんですが、一応ガジェットとして見て電気で動くところにクローズアップしたいと思います。前述のとおりですがオール電化です。

  • 給湯器:適温な水で身体を清潔に保てる
  • トイレ:温かい便座で排泄ができる
  • エアコン:適温な空調を保てる
  • シーリングファン:温度にムラのない空調を保てる
  • 床暖房:適温な床温度を保てる(これは付けないかも)
  • 食洗機:食器を洗える
  • IH:調理ができる
  • 電気:明かりが付き文明的な生活を送れる
  • コンセント:様々なガジェットの運転、充電ができる

このくらいかな。 基本的に住むにあたって不自由することはないかと思います。 挙げ忘れてるものがあるかもですが、住みながら実感していきたいですね。

エアコンがあって電子レンジがないのは何故?みたいなツッコミはあるけど、面倒なんで基本取り外せないやつを書きました。 買ってきてコンセントに挿せば使えるやん?みたいなのは書いてないよってことです、冷蔵庫とか洗濯機もちゃんとあるよ。

期待している機能はたくさんあるんですが、特筆すべきは何と言っても「コンセント」、これですね。これは今後拡張が可能というもので、買ってきたガジェットに電気を供給して新たな家の機能とすることができます。夢が膨らみますよね!ガジェッターのみなさんから見ても評価は高いんじゃないかなと思います。

コストパフォーマンス

家を買うと言うと、だいたいこう言われます。「でも、やっぱりお高いんでしょ?」と。 先に言っておきます。高いよ。そりゃ安いわけないよ、当たり前でしょ。

建て方にもよるのでこれは参考までだけど、一般的に家の価格はひとつひとつの設備費の総計ではなくて、まず坪単価○○円っていうベースがあって、基本は坪数✕坪単価になります。

この坪単価というのは、工事費やら部材費やら施工業者に支払うものと一部の標準的な設備費を合算し各所の利益やらを混ぜ、ま、こんなもんか?と決められているめちゃめちゃグレーなもので、家の質を示す指数としても見ることができます。(最低坪数とかもあるから一次比例な関係ではないですが)

たとえば風呂やキッチンの標準的なものであれば坪数✕坪単価の値段の中に含まれているので、追加費用はなく当然のように付いてきます。 追加費用はちょっといいグレードのキッチンにしよとか、奮発して床暖房着けたろとか、なんやかんやと上位機種のガジェットを選択することで発生していきますし、これはいわゆるガジェット枠ではないたとえばクソ高い床材を選んだりガラスでスケスケのエロい風呂にしても一気に跳ね上がります。 つまるところ、ここで言いたいことは「家の価格ではガジェットとしての価値を示せない」ということです。

販売元の実績や会社としての大きさに依るんですが、販売元によって坪単価に含まれる設備費のバランスは違います。当たり前ですが、オトクなとこと、そうでないとこがあるんですね。これはガジェットのみに焦点を当てての「オトク」であって、家の造りもそこそこ良くしたいとなると、オトクな販売元の評価は変わってきます。一口に家と言っても在り方は様々なわけで、コストパフォーマンスを測ることは難しいのです。

結論として、家はロマン。これですね。 そもそもガジェオタにコストパフォーマンスを求めてる人なんていないと思っています。

おわりに

ガジェットとして評価はしてみたものの、やっぱり家族で暮らすなら一軒家がいいという思いを果たしたかったのが正直な気持ちです。 あと僕自身が建造物萌えみたいなとこがあるので、主にはそういう欲を満たせるのもありますね。 和風な建築が好きなのでほんのり和を取り入れた家にしましたが、最近の流行りにも乗ってほんの少しIoTな家にできればいいかなと思っています。

みんな遊びにきてね。