JXエネルギー、東北地方の供給が震災前水準に回復見通し

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JX日鉱日石エネルギーは4月5日、東西オイルターミナルが運営する塩釜油槽所の一部利用開始と、出光興産の塩釜油槽所の出荷時間を延長などで東北地方向けの燃料供給体制をさらに強化したと発表した。

同社の仙台製油所が東日本大震災で被災したことから、仙台地区の燃料供給が影響を受けている。今回、東西オイルターミナル塩釜油槽所の一部利用開始と、出光興産の塩釜油槽所の出荷時間延長などによって東北地方への供給量は、ほぼ災害前の水準まで回復できる見通しとなった。

現在、西日本や北海道から東北地方に約150台のタンクローリーを搬送してサービスステーションへの供給体制を強化する予定で、4月中に東北各地域でも石油製品の供給は正常化できる見通し。

《レスポンス編集部》

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