タブレットのデザインにはあれ以上の広がりがないと思ったら大間違い!
Asusはキーボードが引き出せたり、取り外せたり、なんでもございですよ!
今日(5日)開幕のCES2011はタブレット新製品が目白押しですけど、Asusは予想通りアレもコレもどっちゃり出して生き残る製品を篩い分ける戦略のようですね。それにしてもAndroidタブレ一気に3モデル投入とは...恐れ入りました。
Eee Pad Sliderまず再注目は「Eee Pad Slider」―QWERTY配列のキーボードがすっぽり隠れてる10.1インチのタブレットです。Dell Inspiron Duoみたいですよね。OSはAndroid 3.0 Honeycomb。チップはNVIDIA Tegra 2。最重要な特性はデカくないところ! 厚さはたったの半インチで、iPadと大体一緒です。重量は2.2ポンド(998g)で、これはiPadよりちょい重め。前面に1.3MPカメラ、背面に5MPカメラ(オートフォーカス機能付き)。mini USBポート、 mini HDMIポート、Micro SDカードリーダーも装備。
製品発表ではキーボード引き出すのにちょいと苦労してましたけど、キーボードが隠れててこの薄さは素晴らしいですね。
こちらはAsusが完全カスタマイズした独自のAndroid UI「My Wave」。
Eee Pad TransformerTransformerの名の通り、サッと変身するタブレット。フルキーボードも装備してますが、先のSliderみたいにスライドアウトするんじゃなく、こちらはパカッとキーボードを取り外して使うタイプです。
内蔵部品はタブレット本体の方に入っており、Tegra 2プロセッサ、カメラ2台(1.2MP、5MP)、32GB SSD、メモリ1GBといった内容。キーボードを追加することでバッテリー寿命は最大16時間まで伸びるそうですよ。こちらもSlider同様、Android 3.0搭載機。パッ・モードとドックに繋いで使うモードとのバランスは後でチェックしてみますね。
カパッと取り外してるところ。
合体したところ。
もう1種あるよ!
Eee Pad MeMO
はいはい、こちらは冒頭の動画にある「Eee Pad MeMO」―携帯とタブレットの合いの子の7インチタブレット君ですよ。Snapdragonプロセッサ、前面カメラ1.2MP、背面カメラ5MP。ブルートゥース対応のMeMicという周辺機器で通話・テキスト送信もできちゃう。静電容量方式のスタイラス使用に最適化されており、発表では手書き入力・線描などスタイラスの利点を活かしたアプリを披露しました。
ASUS社Jonney Shih会長(写真上)のサイン(写真下)もホレこのように。
価格&発売時期Eee Pad Slider 499-799ドル、5月
Eee Pad Transformer 399-699ドル、4月
Eee Pad MeMO 499-699ドル、6月
Eee Slate(Win 7) 999-1099ドル、1月
Kyle VanHemert(原文/satomi)