なぜ? どうしてこんなことが?
そう問いかけるよりも前に助けを差し伸べよう。ボクらもできることは何でもやろう。
そんな応援メッセージが海外からも続々と届いています。津波の生々しい爪痕を伝える数々の写真が配信されたのですが、あまりの衝撃に遠く日本を離れた場所でも深い悲しみに暮れる人々が相次いでいます。
こちらは3月11日午後に東北地方太平洋沖地震が発生した直後に襲いかかってきた津波の様子をとらえた写真です。岩手県宮古市から。
大津波が襲って1日後に岩手県釜石市で撮影されたもの。こんなところまで船が打ち寄せられてしまいました。
こちらも津波で陸上にまで散らされてしまった船が写っています。岩手県大船渡市から。
茨城県日立市では、津波で一斉に流された上に大火事で焼け焦げた自動車の写真が撮影されました。
仙台では、あの大きな積み上げられていたコンテナがこんなふうになってしまっていました。
ここは仙台で普段は車が行き交う道路だったそうですが、交差点だった所に現在でも水没した車がそのままになっていましたよ。
すでに最初の大地震発生から48時間が経過した仙台市で撮影された写真です。信じられないような被害がもたらされたことを、無言の街の風景さえ物語っているようですね。いまも現地で続いている懸命な救助活動の成功を願う祈りが世界で捧げられています...。
Jack Loftus(米版/湯木進悟)