参院・行政監視委員会中継③:小出先生「原子力に夢を持っていたが、調べてみたら原子力は貧弱な資源と気づいた。」「究極埋蔵量全て使えたら石炭800年は使える量がある」「化石燃料いずれ枯渇だから原子力と思ったが、ウランは石炭に比べれば数十分の一しかなかった」
2011-05-23 13:08:23参院・行政監視委員会中継④:小出先生「推進派はウランじゃなく、使おうとしているのはプルトニウムだ!と説明。高速増殖炉でプルトニウムをどんどん増殖していき、エネルギー源にするんだ!」「高速増殖炉はできないのです。この計画がどう破綻していったのか説明します」
2011-05-23 13:10:12参院・行政監視委員会中継⑤:小出先生「計画書では1980年代に高速増殖炉は実現する、でもダメだった。1990年度に実現。5年後さらに書き換え2000年、次2010年、次2020年代技術体系確立したい。これもできなかった。。。」
2011-05-23 13:13:07参院・行政監視委員会中継⑥:小出先生「現在の法では1億円詐欺したら1年実刑。もんじゅの責任ある人、仮に100人いれば、一人ずつ100年実刑。それくらいお金を使っている異常な世界」
2011-05-23 13:15:18続⑦:小出先生:「福島事故について、膨大な放射能を取り扱うのが原子力発電所。広島800gウラン燃えた。原子力発電1つ1年動くと1トン!放射性物質つくりだしながら原発運転」
2011-05-23 13:15:40続⑧:小出先生「関係者は破局的事故は起きないと無視した。原子炉格納容器いついかなるときも放射能閉じ込める。絶対壊れないと仮定した。放射能漏れる事故は想定不適当とした」「キケン大きめに評価、対策とり、住民守る。これが防災の原則。日本政府は事故を過小評価ずっとしてきた」
2011-05-23 13:18:19続⑨:小出先生「パニックを避ける唯一手段は正確な情報。パニック回避できる。日本行政は違う。常に情報隠し、危機的状況隠す。SPEEDIすら隠し住民に知らせないことやった。誰の責任か明確しないまま、労働者被爆限度量引き上げ、住民の避難基準を引き上げた」
2011-05-23 13:20:19続⑩:小出先生「福島全土捨てることになるか、暮すため住民被爆限度上げるしかない。農業、漁業大打撃。住民の生活崩壊してくことになると思う。東電いくら賠償したところで足りない」「ガンジー7つの社会的罪。理念なき政治。この場にいる人にこの言葉を重々かみ締めてもらいたい」
2011-05-23 13:22:05続⑫:後藤氏「原子炉止めても崩壊熱、1年冷やし続けないといけない。今回は電源喪失し冷却できず爆発。メルトダウンした。今でも不安定。外から冷やしているだけ。閉じ込め機能失っている。機器故障、人為的ミス、これが今回の事故。水素爆発。水蒸気爆発。再臨界が起こることある」
2011-05-23 13:27:38続⑫:後藤氏「水蒸気爆発の危険、きわめて高い。火山でいうと、マグマと水が接触して爆発と同じ。格納容器を溶かし壊れることもある。水素爆発のみ起こっている。格納容器内で爆発し破壊していたら、今と桁違いの被害になる」
2011-05-23 13:29:06続⑬:後藤氏「原子力技術特徴。細分化。全体像把握しにくい。技術者周囲の仕事知らない。高速増殖炉もんじゅも実用化してない、トラブルの連続。燃料ナトリウム内にないと危ない。引き出せない。1つが壊れて何もできないのは技術ではない。被爆前提した安全設計は非人間的」
2011-05-23 13:31:54続⑭:後藤氏「(福島)炉心冷却を現在続けている。メルトダウンしたものが、圧力容器か格納容器どちらにあるか不明。水入れたら冷えているらしい。技術的にコントロールできてない。推測で作業している。今の状態にどれだけ責任負えるのか?どれも疑わざるを得ない。安定させるのがいかに難しいか」
2011-05-23 13:33:37続⑮:後藤氏「1,2,3号機格納容器破損。外に出続けている。海に大気に。コンクリートから土から海へ流れる。現在、放射性物質垂れ流し中。冷却失敗すると水蒸気爆発、格納容器のベント。ベント=放射能撒き散らす。人に向けて放射能出している認識ない。ベントの意味どれだけわかっていたか」
2011-05-23 13:35:24続⑯:後藤氏「安全哲学不在。機器故障し人為的ミス起こるとシビアアクシデント起こる。原子力安全委員会は責任ある。今度事故起こすと日本は壊滅する。続けたいならシビアアクシデント起こさないこと証明すべき。膨大原子力予算を他の技術に向ければ解決可能ではないか。原子力から脱却できる」
2011-05-23 13:39:47続⑰:石橋氏「原発震災、以前国会で話したが響かなかったこと残念に思っていることお伝えしたい。」「地震学的に注目。地震波長かった。福島原発揺れ、繰り返し加重で損傷起こしたと十分考えれる。2009年保安員と安全委員会認めた。冷やし閉じ込める機能があると。今回それが誤りであった」
2011-05-23 13:45:59続⑱石橋氏「ここすごく重要。避けているように思う。公開の場で厳重に議論されるべき。想定超えた揺れ、耐震指針に問題ある。全国原発へ波及。今回事故後、津波対策するよう要請出した。津波対策だけでは十分でない。保安員自ら大津波・電源喪失想定せよとすること自体、原子炉立地指針に反している」
2011-05-23 13:49:04続⑲石橋氏「大津波かぶる場所で原発立てること事態、正気の沙汰。保安院と安全委員、原発擁護機関になっている。例として07年柏崎刈羽、中越地震で被害、止まる。運転再開に向け、複数研究者指摘、海底活断層60キロを無視。原発耐震偽装と言ってもよい」
2011-05-23 13:52:30続⑳石橋氏「原発擁護、海底活断層を地震地質専門家多くが無視することに加担している。政府系研究機関、国立大学研究者、加担せざるえない構造有り。反対意見あっても黙っているしかない状況ある」
2011-05-23 13:54:29続21石橋氏:「日本は原発立地に適さない。断層だらけ。欧米では常識。日本でゴミみたいな活断層問題視され閉鎖。日本が異常。地震列島における原発は、本質的安全=原発存在しないこと、でなければだめ」
2011-05-23 13:56:37続22石橋氏:「特に経済界。政治行政、一般国民。まるでわかってない。本質的に原発は世界中で同じ問題抱えている。現実的考えると、日本の原発はフランス、ドイツとは違う。日本の原発は地震付原発!」
2011-05-23 13:57:40続23石橋氏「日本原発地震とセット。今後、新設、増設やめてほしい。耐震設計指針に不備ある。リスク評価のための指針、厳重に作り直すことすすめる。早急に第三者機関つくり、リスク評価し、順位付け、危ないものから閉鎖していく。筆頭は浜岡」
2011-05-23 13:59:33続24石橋氏「津波対策さえすればよいというわけではないー浜岡原発。浜岡以外は大丈夫はとんでもないこと!当分原発に付き合わないといけない。止めたから安全でない。高レベル廃棄物もある。アメリカで近隣住民に配られた紙には、屋内退避、避難指示示したものが常時配られている。日本にはない」
2011-05-23 14:03:09