2011年4月25日20時24分
東日本大震災で、気象庁は25日、本震から30分以内に発生した震度5弱以上の地震は2回ではなく、8回だったと発表した。このうち1回は静岡県で起きており、余震ではなかった。
気象庁は当初、3月11日午後2時46分の本震発生後、30分以内に起きた震度5弱以上の地震は三陸沖を震源とするマグニチュード(M)7.0と茨城県沖のM7.4の計2回で、いずれも余震と発表していた。
その後、地震計のデータを精査した結果、本震の揺れが大きかったため、当初は検知できなかった余震が福島県沖で4回あったことが判明。さらに、発生時に震源を三陸沖とした余震は、岩手県沖の2カ所と余震域外の静岡県伊豆地方でほぼ同時に起きた地震を記録したものだったという。